【IPO】ワンキャリア当選実績
ぽちとたろうは2019年からIPOに挑戦しています。
「IPOは宝くじのような株式投資」と言われますが、ぽちはクジ運が無いと自負しています。
学生時代の席替えでは2回連続で教壇の目の前を当ててしまうし、競馬に連れて行って頂いてもビギナーズラックは未だに来たことがありません。
そんな冴えないぽちでも、もしかすると当たるかもしれない証券会社3社を利用して、当選を夢見て日々応募しています。
前回書いたIPOの記事の終わりに、「次回当選時にまたブログにしたい」と書きました。
その4日後になんと!SMBC日興証券が主幹事となったワンキャリアのIPOに当選することができました!
IPOとは
Initial Public Offeringの略。
日本語では「新規公開株」「新規上場株式」。
企業が資金調達等を目的として、証券会社を通じて株式を一般投資家へ売り出し、証券取引所に上場することを指します。
上場前の株価(=公開価格)は、企業と証券会社が協議して決定します。公開価格は上場一定期間後につく市場価格と比較して20〜30%安く設定されるため、投資家は割安な公開価格で新規公開株を買い、上場後すぐに売却することで利益を生みやすくなります。
割安で設定される理由は、新規上場企業に特徴的な①流動性の不確かさ②適時開示実績無し③市況変動といったリスクに対して、投資家がディスカウントを求めるためです。
ディスカウントされた株価で入手できるものの、初値が公開価格を下回る(=公募割れ)ことも当然あるのでその場合は損失が発生します。
公募割れの例
2018年12月19日にソフトバンクが東証1部に上場しました。
公募価格1,500円に対して、初値は1,463円となり公募割れしてしまいました。
親子上場だったこと、公開規模が大きかったこと、企業側に資金が入らない売出し株だったことに加えて、上場直前に発生した大規模障害も影響したと言われています。
上場前から多くのメディアが取り上げるほど注目されている企業だとしても、分析せずに手を出してはいけないのだなぁと勉強になった事例でした。
2020年のIPO実績
2020年のIPO実績は、93社ありましたが、公募割れは23社(全体の24.7%)です。
2020年はIPOが集中する3月とコロナ禍が深刻になった時期が重なったので通常より公募割れが多くなっています。(上記23社の内、3月上場は18社)
リスクはあるものの、高確率で利益が出ていることがわかります。
しかし、年々認知度が高くなるに連れて当選確率はかなり低くなり、宝くじのような株式投資と呼ばれています。
主幹事とその他の取扱証券会社
主幹事とは、IPOのスケジュールや全体管理を行うメインの証券会社です。主幹事になると、その他の取扱証券会社と比較して、株式の割当数が多くなります。
IPOの当選確率を上げるためには、IPO取扱数が多く、主幹事になる可能性が高い証券会社を選ぶことが大切です。
SBI証券は2020年実績93社中、85社取り扱いがあり、その内15社は主幹事です。IPO取扱数が多く、主幹事になる確率も高いため、IPO狙いにおすすめの証券会社です。
ぽちが現在利用している証券会社とその応募実績については、こちらの記事に記載していますので合わせてご覧ください。
www.pochiandtaro214.com
ワンキャリアに当選
SMBC日興証券で初めて当選することができました。
SMBC日興証券
主幹事を請け負うことが多いのがSMBC日興証券です。
ぽちは、IPO株の割り当てが10%の平等抽選となるダイレクトコースを利用しています。
割当は10%でも、SMBC日興証券の取扱数がIPO全体の7割を占めるため、当選チャンスはぐっと上がります。
ダイレクトコースには、落選者の中から再抽選を行うステージ制が5%ありますが、こちらは資金量が関係するのでやはり平等抽選狙いです。
株式会社ワンキャリアとは
2015年8月に設立。
個人・企業が仕事選びに関するあらゆるデータ(同社ではキャリアデータと呼んでいるようです)を利用できるプラットフォームを展開。
新卒向けには「ONE CAREER」、中途採用向けには「ONE CAREER PLUS」、そして企業の人事向け採用DX支援サービスとしては「ONE CAREER CLOUD」を提供しています。
SMBC日興証券から当選メールが届いた
9/29の夕方、仕事に疲れふとプライベートのメールを見ると、当選連絡が届いていました。
これまでも応募をしてみては、補欠連絡(落選者は全員補欠扱い)ばかりでしたので、惰性でメール確認をしがちでした。
当選していたのに購入意思表示をし忘れた!というケースがあるというのは、とても腑に落ちます。