WealthNavi(ウェルスナビ)で月3万円積み立てた運用成績を公開【38ヶ月目】
気温が上がり、もこもこダウンコートが要らない日も出てきました。
春の訪れがうれしい反面、花粉症に悩まされています。
それでは今月もウェルスナビの運用成績を振り返っていきたいと思います。
ウェルスナビの概要や、ウェルスナビを選んだ理由は下記の記事でご紹介しています。
www.pochiandtaro214.com
WealthNavi(ウェルスナビ)とは
ロボットがインターネット上で投資診断・投資アドバイス・資産運用を行ってくれるサービスをロボアドバイザー(ロボアド)といいます。ロボアドにはタイプがあり、投資アドバイスを提供してくれるものを「アドバイス型」、投資商品の発注や運用まですべて任せられるものを「投資一任型」と呼びます。
現在日本でも複数のロボアドが存在しますが、その中でも預かり資産&運用者数No.1を誇るのが投資一任型のウェルスナビです。
2022年2月末運用成績
・積立開始月:2019年1月
・積立開始時の元本:10万円
・毎月の積立額:3万円
・リスク許容度:5(最大)
長期割は0.03%です。
WealthNaviに支払う手数料は1%ですが、投資継続期間とその金額(長期割判定額)に応じて6ヵ月毎に割引が拡大していきます。次の割引率0.01%アップは4月からです。
ちなみに長期割判定額が200万円以上ある場合には、手数料の割引幅が0.02%になります。
2月末時点で積立開始から38ヶ月目となりました。
項目 | 12月末成績 | 1月末成績 | 2月末成績 | 前月差異 |
---|---|---|---|---|
投資元本 | 115万円 | 118万円 | 121万円 | +3万円 |
評価額 | 154万円 | 151万円 | 150万円 | ▲1万円 |
評価損益 | 39万円 | 33万円 | 29万円 | ▲4万円 |
利回り | 34% | 28% | 24% | ▲4% |
参考為替レート | $1=115.14円 | $1=115.23円 | $1=115.16円 | ▲0.1% |
昨年12月はリスクオンに転じたものの、1月以降は、高インフレ退治として米国が金融引き締め加速の動きを示したことや、ウクライナ情勢に端を発する地政学リスク上昇により多くの国で株安が進んでしまいました。2月後半にはロシアによるウクライナへの軍事作戦が開始され、市場は一気にリスクオフとなりました。
利回りが右肩下がりです。
資産内訳は以下の通りです。
項目 | 1月末成績 | 2月購入 | 評価損益 | 分配金/手数料 | 2月末成績 |
---|---|---|---|---|---|
米国株(VTI) | 532,061円 | 6,046円 | ▲13,682円 | - | 524,425円 |
日欧株(VEA) | 499,373円 | 10,246円 | ▲13,843円 | - | 495,776円 |
新興国株(VWO) | 243,544円 | 4,891円 | ▲9,352円 | - | 239,083円 |
米国債券(AGG) | 74,526円 | 2,750円 | ▲1,022円 | - | 76,254円 |
金(GLD) | 80,651円 | 3,656円 | 5,112円 | - | 89,419円 |
不動産(IYR) | 74,189円 | 2,553円 | ▲3,563円 | - | 73,179円 |
現金 | 5,680円 | ▲14円 | - | 79円/▲1,371円 | 4,374円 |
2月はGLD以外前月割れしました…。
米国株(VTI)
①まず、2/10と2/11に大きく下げました。2/10には、1月の消費者物価指数が前年同月比+7.5%と発表され、景気悪化が懸念されました。そして2/11には、バイデン大統領がロシアによるウクライナへの侵攻開始の可能性があると述べたことも株価を押し下げました。
②2/16に持ち直しています。これはロシアのプーチン大統領が、クリミア(国際的にはウクライナ領と見なされているが、2014年にロシアにより併合)で行われている軍事演習の完了により一部撤収を示唆したという報道により、緊張緩和から一時リスクオンとなりました。しかし、実際には7,000人の軍隊が追加され、ウクライナ国境付近に計15万人以上の部隊が留まっているとバイデン大統領が発表しました。
③緊張が続く中、ついに恐れていたことが現実となってしまいました。2/24にプーチン大統領はロシア国民に向けたテレビ演説で、ウクライナ東部の住民保護を目的とした軍事作戦を開始することを述べました。ロシア軍は、ウクライナ北部と国境を接するベラルーシから進軍し、チェルノブイリ原子発電所制圧、その後首都キエフへ向かったとされています。首都制圧となれば軍事侵攻は早期沈静化するだろうという期待から、株式市場は急騰しました。その後は、2/27にEU、アメリカ及び同盟諸国がロシアの複数銀行をSWIFTから切り離すことを合意したり、2/28に1回目のロシア・ウクライナ停戦交渉が開催される等、今後の株価に影響を及ぼすイベントが続いています。
金(GLD)
インフレ懸念とロシア・ウクライナ情勢緊迫化の二つの材料により、安全資産である金価格は上昇を続けました。ロシアはエネルギー産出国でもあるため、欧米各国との緊張の高まりからエネルギー価格高騰が予想されます。今後更なるインフレ加速も懸念され、インフレヘッジを目的として金への資金流入が増えていると見ることができます。
終わりに
この記事を書いている3月中旬時点でも、ウクライナ情勢には改善が見られないことはとても悲しいことです。
投資の面でも2月も悲惨な結果でしたが、ロボアドのおかげで感情に左右されない長期投資を続けられています。