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共働き夫婦(DINKS)家計管理(2022年2月)

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期末で仕事が忙しくなり、更新が月末になってしまいました。
2022年2月の共働き夫婦(DINKS)家計簿を紹介します。


2022年2月収支

  • 収入:681千円
  • 支出:425千円
  • 収支:256千円(貯蓄率37.5%)

ぽちとたろうの属性は以下の通りです。

  • 30代前半共働き(DINKS)
  • 世帯年収 約1,300万円
  • 首都圏在住、マイホーム(戸建)所有
  • 車1台所有

同じような家族構成、家計の方や家計管理に悩んでいる方に少しでもお役に立てれば幸いです。

はじめに

結婚した2016年から家計簿を付けていますので、今年で7年目です。
当初は、何にいくら使ったのか把握し、収支バランスを見るために家計簿を始めました。
現状分析の次なるステップとして、予算作成に移りました。
予算に対して「今月は使いすぎたな」とか「思ったより節約できた」と計画比を分析することで、次の計画に活かせます。
また収入面についても、給料や税金の増加幅を考えることで、将来にわたり発生する固定費を負担できるか検討可能です。
今では、我が家では毎月、家計簿を付けて振り返りをするようにしています。

家計簿でライフプランを組み立て

家計簿が役に立った点は多々ありますが、一番は人生で最も大きい買い物であろう住宅選び(2020年)です。
住宅ローンは、借りられる金額ではなく、借りていい金額を決めるためにライフプランのシミュレーションが重要でした。
今まで付けてきた家計簿は、長期的な収入の増加や将来の支払いを予測する上で大いに役立ちました。
ライフプランを考えて住宅選びができたので、ローン返済も無理がなく、投資や貯蓄をしながら家計を管理することができています。

ちなみに、わが家の家計簿はレシートを見ながらエクセルに記入する時代遅れの管理方法です。
マネーフォワード有料版を使っていますが、主に資産管理に使っていて、家計簿機能はほとんど使っていません。ネット決済等の記入漏れを防ぐためにチェックしている程度です。
マネーフォワードの記事は以下にまとめています。
www.pochiandtaro214.com

2022年2月の家計簿

2022年2月の家計簿は以下の通りです。
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2022年2月の収支(投資/貯蓄)は255千円でした。
積立投資を217千円行っていますので、38千円無リスク資産(貯蓄)を増やす形となりました。
2022年2月の積立状況と運用成績は以下の記事にまとめています。
www.pochiandtaro214.com

参考までに2ヶ月累計は以下の通りです。
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収入

収入は手取りで681千円、会社員二人の給料です。1月残業は少し多めでした。

支出

支出は425千円です。今月は固定資産税の支払いと家電の支出がありましたが、総額は予算の範囲内でした。

居住費

250千円です。住宅ローンの返済と固定資産税の支払いです。

保険料

毎月変わらず、16千円です。夫婦二人の生命保険と医療保険です。

光熱費

今月は18千円です。

  • 電気代:7.0千円
  • ガス代:7.8千円
  • 水道代:3.5千円

2月は暖房を連日使用していましたので、電気代が通常月の倍近くまで高くなっています。

通信費

今月は16千円です。

  • ドコモ2台:9.6千円(iPhone端末代金分割の2.6千円含む)
  • ドコモ光:5.7千円
  • DAZN:1.1千円

ドコモは通信量がそこまで多くないのでギガライトです。dカードゴールドを保有していますので、ドコモとドコモ光は10%ポイント還元です。dカードゴールドは以下の記事でまとめています。
www.pochiandtaro214.com

食費

今月は42千円です。先月に続き外食は少なく、食費を抑えることができました。

日用品

今月は4千円です。まとめ買いをすることが多いので、今月はほとんど費用が出ていません。

美容費

美容費の支出はありませんでした。

被服費

被服費の支出はありませんでした。

医療費

今月は病院に行く回数がいつもより多く、24千円でした。

車関連の支出はありませんでした。

家具/家電

今月は32千円です。ワイヤレスイヤホンと外付けHDDを購入しています。

その他

その他も大きな支出はありませんでした。

計画比

2022年2月の予算は以下のように設定しています。


2022年2月予算

  • 収入:626千円
  • 支出:434千円
  • 収支:192千円(貯蓄率30.6%)

計画比は以下の通りです。

予算 実績 計画比
収入 626千円 681千円 +55千円 (+8.8%)
支出 434千円 425千円 ▲9千円 (▲2.1%)
収支 192千円 256千円 +64千円 (+33.3%)

計画比の増減分析がこちらになります。
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収支の改善は、2月の残業代が計画より上回ったことによります。
支出は、内訳を見ると増減はあるものの、概ね計画通りでした。

参考までに、2ヶ月累計の増減分析です。

予算 実績 計画比
収入 1,203千円 1,304千円 +101千円 (+8.4%)
支出 826千円 807千円 ▲19千円 (▲2.3%)
収支 377千円 497千円 +120千円 (+31.8%)

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2ヶ月連続で残業代が想定より上回っていますが、支出は概ね計画通りの水準となっています。

終わりに

以上が、我が家の2022年2月の家計簿です。2月は予算に比べて、収入増により収支を改善させることができました。
支出は項目によって増減はあるものの、2ヶ月累積で見ると大きな差異は生じていません。
3月以降も予算管理を続けていきたいと思います。

【資産運用】2022年2月の運用成績を公開

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2022年2月末時点の運用成績をアップデートしましたので公開します。

  • 金融資産 21,022千円(前月比+209千円)
  • 評価損益 1,149千円(前月比▲70千円)

2月はロシアのウクライナ侵攻開始を受けて、株式は軟調でした。利益確定した銘柄も複数あり、無リスク資産が増加しています。

はじめに

ぽちとたろうは、結婚後の出費が落ち着いた2019年1月頃から資産運用について真剣に考えるようになりました。
それまでは、会社のDC(確定拠出年金)くらいしか投資していませんでしたが、今では個別株も取り入れた全体ポートフォリオを意識しています。

2022年2月の積立状況

定期積立の状況は以下の通りです。

投資対象 金額 備考
つみたてNISA 66,000円 年間約40万円、投資信託
ロボアド 60,000円 Wealthnavi/THEO
企業型DC 20,000円 会社の確定拠出年金
米国ETF 37,000円 SPYD/VYM/HDV
投資信託 34,000円 SBI V S&P
合計 217,000円

(注)金額は多少丸めています。

米国ETFは為替により変動しますが、定期積立は毎月約37千円です。
つみたてNISAと投資信託(SBI V S&P)で合計5万円になるように毎月SBI証券でクレカ積立をしています。

2022年2月末の金融資産内訳

まずは、金融資産の内訳です。
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2月末の金融資産は、21,022千円(前月比+209千円)でした。

無リスク資産

今月の無リスク資産は59.9%を占めており、金額は1,200万円を超えています。利益が出ていた銘柄を複数売却したことで、無リスク資産の比率が増加しています。

無リスク資産の内容は、普通預金(会社の福利厚生で利率が良い)とIPOのために証券会社に置いている預金で、名目上は何かあったときのための自己防衛資金です。
今月は預金が多いですが、無リスク資産は1,000万円を目途に、余剰資金をリスク資産に割り当てるように運用しています。

リスク資産

続いて、リスク資産の内訳です。
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2019年1月から、余剰資金を投資に振り当てることで、徐々にリスク資産を増やすことができています。

米国株

最も高い比率は、米国株で36.7%です。ここでは投資信託も含んでいます。
投資信託を除いた米国株(含むETF)について、ポートフォリオは以下の通りです。金額は2,178千円(前月比+37千円)です。
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2月もAbbVieとExxon Mobilが好調です。一方、AT&Tと3Mは大幅下落となりました。高配当株中心のポートフォリオなので、全体的に下落幅は抑えられています。

株価 1月末 2月末 増減(%)
AbbVie 136.89 147.77 +7.9%
Exxon Mobil 75.96 78.42 +3.2%
Coca-Cola Co 61.01 62.24 +2.0%
AT&T inc 25.50 23.69 ▲7.1%
3M Co 166.02 148.65 ▲10.5%
レート 1月末 2月末 増減(%)
USDJPY 115.13 115.08 ±0.0%

高配当株/連続増配株を中心に買い付けており、高配当ETF(SPYD、VYM、HDV)も毎月積み立てています。
証券会社は、SBI証券、マネックス証券、楽天証券を利用しています。

ロボアド

二番目に高いのはロボアドの23.6%で、内訳はWealthnaviとTHEOです。
ロボアドのWealthnaviは2人で45千円(30千円と15千円)積み立てています。手数料が約1%発生しますので賛否両論あると思いますが、長期割や自動リバランスなどもあり、手数料のデメリットよりメリットが上回っていると判断し、現在も積立を続けています。Wealthnaviの方がリスク許容度が高く設定されていることもあり、グロース株下落の影響を受けています。
Wealthnaviの運用成績についてはこちらにまとめています。
www.pochiandtaro214.com

THEOの運用成績についてはこちらにまとめています。
www.pochiandtaro214.com

企業型DC

企業型DCは、夫婦二人とも会社の確定拠出年金を積み立てています。2018年7月から月1万円の積立でスタートしています。
外国株の割合が多いことから、やはりDCも大きく目減りしています。
企業型DCについては、以下の記事でまとめています。
www.pochiandtaro214.com

日本株

日本株は投資信託を含み、12.5%です。利益が出ていた三井住友FGとタカラトミーを売却しています。日本株の割合は縮小させる方向で少しずつ売却しています。

証券会社は、単元未満株を取り扱っていて、かつポイントを利用して投資できるSBIネオモバイル証券とSMBC日興証券が中心です。SBIネオモバイル証券は月50万円までの取引であればサービス利用料220円です。なお、Tポイントが200ポイント付与されますので、実質コストは20円です。付与されたポイントで株を購入することができます。
ネオモバの魅力|ネオモバ - Tポイントでのポイント投資はSBIネオモバイル証券

全世界株とバランス型はリスクヘッジとしてつみたてNISAで購入しています。ソーシャルレンディングはFundsが無事満期を迎えました。

2022年2月の運用成績

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運用成績は2020年12月末からの推移となります。
リスク資産は8,432千円(前月比▲515千円)です。評価益は1,149千円(+16%)でした。
評価益16%は先月から変化ありません。リスク資産が減少しているのは、日本株の利益確定とソーシャルレンディングが満期を迎えたためです。

2022年2月の配当金

2月の配当はAT&T、Apple、AbbVieの3銘柄で税後約4,300円でした。

終わりに

1月は米利上げの早期化やBS縮小の議論からグロース株中心に売られましたが、2月後半にはロシアによるウクライナ侵攻開始でマーケットはリスクオフが続いています。
そろそろ株価が底になることを期待しつつ、長期的な視点で積立投資を継続していきたいと思います。

THEO+docomoで積み立てた運用成績を公開【38ヶ月目】

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THEO+docomoの運用を始めてから3年と2ヶ月(38ヶ月)が経過しました。3月も後半になってしまいましたが、運用成績をアップデートします。
2月末時点のトータルリターンは+57,028円(+13.48%)でした。
1月末時点では+61,706円(+15.13%)でしたので、前月比▲4,678円(▲1.65%)という結果でした。

THEO+docomoとは

THEO+docomoとは、ロボアドバイザー「THEO」を手掛けるお金のデザインと、NTTdocomoが提携して運営している資産運用サービスです。
docomo-inv.smt.docomo.ne.jp

THEOの概要は、以下記事で紹介しています。
www.pochiandtaro214.com

2022年2月末運用成績

  • 積立開始月:2019年1月
  • 積立開始時の元本:1万円
  • 毎月の積立額:1万円(2019年1月~2021年6月)、1.5万円(2021年7月~)
  • 投資運用方針:値上がり益重視(グロース68%、インカム24%、インフレヘッジ8%)

2月末時点で積立開始から38ヶ月となりました。2月末のトータルリターンは+57,028円(+13.48%)でした。
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先月末との比較です。評価損益は前月比▲4,678円(▲1.65%)でした。

項目 1月末成績 2月末成績 前月比
投資元本 407,621円 422,621円 +15,000円
評価額 468,821円 479,143円 +10,322円
評価損益 +61,706円 +57,028円 ▲4,678円
トータルリターン +15.13% +13.48% ▲1.65%
為替レート $1=115.24円 1$=115.52円 +0.24%

現在のカラーは先月と変わらずブルーで、手数料は0.990%(税込・年率)です。
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実際に発生した手数料は355円(税込)です。前月末(1月末)の評価額を基準に手数料が算出されます。
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1月までに獲得したdポイントは累計1,183ポイントです。1月末時点で1,114ポイントでしたので、1月単月は69ポイントです。
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69ポイントの計算は、前月末(1月末)の評価額46万円(1万円未満切捨)×1.5ポイント÷1万円です。

上記手数料(運用報酬額)とdポイントをネットすると、286円(税込)になります。これを実質コストと考えると、1月末の評価額468,821円に対して0.732%(税込・年率)ということになります。
Wealthnaviで同額積み立てていた場合の手数料は1.100%になり、THEO+docomoの手数料は低水準に抑えられていると言うことができます。Wealthnaviは長期割という割引がありますが、それを考慮してもTHEO+docomoの方が手数料が安いです。
Wealthnaviも同じ期間運用しており、以下の記事で運用成績をまとめています。
www.pochiandtaro214.com

2月末の保有銘柄の詳細は、以下の通りです。投資運用方針(グロース68%、インカム24%、インフレヘッジ8%)に従い、株式や債券以外にもリート、コモディティなど分散投資することでリスクヘッジができています。

  • グロース

略称 連動指標 1月末評価額 1月時点損益 2月末評価額 2月時点損益
SPYG 米国の成長株 89,431円 +14,416円 95,182円 +12,702円
SPYV 米国の割安株 75,413円 +13,669円 75,689円 +13,945円
FEZ ユーロ圏の大型株 56,651円 ▲923円 59,872円 ▲2,903円
EWJ 日本株 28,925円 +278円 29,365円 +718円
FXI 中国の大型株 12,515円 ▲2,776円 16,274円 ▲3,401円
EWT 台湾の大型株・中型株 14,463円 ▲121円 14,803円 +219円
EPI インドの株 12,577円 +733円 12,292円 +448円
VWO 新興国全体の株式 5,547円 ▲99円 - -
グロース全体 295,522円 +25,177円 303,477円 +21,728円

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  • インカム

略称 連動指標 1月末評価額 1月時点損益 2月末評価額 2月時点損益
SPAB 米ドル建ての投資適格債 63,607円 +982円 65,731円 ▲179円
SJNK 米ドル建ての残存期間0-5年のハイイールド社債 24,680円 +1,285円 24,509円 +1,064円
VMBS 米国政府機関が発行・保証した投資適格のモーゲージ・パススルー証券(住宅ローン担保証券) 23,998円 ▲273円 23,658円 ▲613円
BWX 米国を除く先進国の国債 12,640円 ▲314円 12,564円 ▲390円
インカム全体 124,925円 +1,680円 126,462円 ▲118円

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  • インフレ

略称 連動指標 1月末評価額 1月時点損益 2月末評価額 2月時点損益
IAU 金(現物) - - 16,616円 +143円
XLRE 米国のリート・不動産株 16,187円 +2,799円 15,893円 +2,505円
GLDM 金(現物) 14,343円 +436円 - -
IXC エネルギー関連株式 7,355円 +2,814円 7,691円 +3,150円
VTIP 米国の1-5年の物価連動国債 5,878円 +508円 5,924円 +554円
インフレヘッジ全体 43,763円 +6,557円 46,124円 +6,352円

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  • 現金

1月末評価額 2月末評価額
現金 4,611円 3,080円

2月後半にはロシアのウクライナ侵攻開始により、グロース中心に大幅続落となりました。ロシアへの制裁が懸念され、原油価格は急騰しています。また、金やエネルギー関連は上昇したものの、多くの商品が下落し、グロース、インカム、インフレ全ての評価益が前月比マイナスとなりました。

終わりに

THEO+docomoの運用成績は、1月に続き2月も下落となりました。下落傾向が続く中、自分の意志で積立を継続したり、売却せずに保有したりすることはなかなか難しいものです。
ロボアドは手数料が高い印象がありますが、ドコモユーザーかつdカードゴールドを保有している方であれば、THEO+docomoは業界最低水準の手数料になります。
今後もTHEOの積立で分散投資をしながら運用運用を続けていきたいと思います。

WealthNavi(ウェルスナビ)で月3万円積み立てた運用成績を公開【38ヶ月目】

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気温が上がり、もこもこダウンコートが要らない日も出てきました。
春の訪れがうれしい反面、花粉症に悩まされています。
それでは今月もウェルスナビの運用成績を振り返っていきたいと思います。

ウェルスナビの概要や、ウェルスナビを選んだ理由は下記の記事でご紹介しています。
www.pochiandtaro214.com

WealthNavi(ウェルスナビ)とは

ロボットがインターネット上で投資診断・投資アドバイス・資産運用を行ってくれるサービスをロボアドバイザー(ロボアド)といいます。ロボアドにはタイプがあり、投資アドバイスを提供してくれるものを「アドバイス型」、投資商品の発注や運用まですべて任せられるものを「投資一任型」と呼びます。
現在日本でも複数のロボアドが存在しますが、その中でも預かり資産&運用者数No.1を誇るのが投資一任型のウェルスナビです。

2022年2月末運用成績

・積立開始月:2019年1月
・積立開始時の元本:10万円
・毎月の積立額:3万円
・リスク許容度:5(最大)

長期割は0.03%です。
WealthNaviに支払う手数料は1%ですが、投資継続期間とその金額(長期割判定額)に応じて6ヵ月毎に割引が拡大していきます。次の割引率0.01%アップは4月からです。
ちなみに長期割判定額が200万円以上ある場合には、手数料の割引幅が0.02%になります。

2月末時点で積立開始から38ヶ月目となりました。
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項目 12月末成績 1月末成績 2月末成績 前月差異
投資元本 115万円 118万円 121万円 +3万円
評価額 154万円 151万円 150万円 ▲1万円
評価損益 39万円 33万円 29万円 ▲4万円
利回り 34% 28% 24% ▲4%
参考為替レート $1=115.14円 $1=115.23円 $1=115.16円 ▲0.1%

昨年12月はリスクオンに転じたものの、1月以降は、高インフレ退治として米国が金融引き締め加速の動きを示したことや、ウクライナ情勢に端を発する地政学リスク上昇により多くの国で株安が進んでしまいました。2月後半にはロシアによるウクライナへの軍事作戦が開始され、市場は一気にリスクオフとなりました。
利回りが右肩下がりです。

資産内訳は以下の通りです。
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項目 1月末成績 2月購入 評価損益 分配金/手数料 2月末成績
米国株(VTI) 532,061円 6,046円 ▲13,682円 - 524,425円
日欧株(VEA) 499,373円 10,246円 ▲13,843円 - 495,776円
新興国株(VWO) 243,544円 4,891円 ▲9,352円 - 239,083円
米国債券(AGG) 74,526円 2,750円 ▲1,022円 - 76,254円
金(GLD) 80,651円 3,656円 5,112円 - 89,419円
不動産(IYR) 74,189円 2,553円 ▲3,563円 - 73,179円
現金 5,680円 ▲14円 - 79円/▲1,371円 4,374円

1月末時点の各保有銘柄株価を100%(赤い点線が100%ライン)として、1か月間の推移を下記グラフに表しました。

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2月はGLD以外前月割れしました…。

米国株(VTI)

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①まず、2/10と2/11に大きく下げました。2/10には、1月の消費者物価指数が前年同月比+7.5%と発表され、景気悪化が懸念されました。そして2/11には、バイデン大統領がロシアによるウクライナへの侵攻開始の可能性があると述べたことも株価を押し下げました。

②2/16に持ち直しています。これはロシアのプーチン大統領が、クリミア(国際的にはウクライナ領と見なされているが、2014年にロシアにより併合)で行われている軍事演習の完了により一部撤収を示唆したという報道により、緊張緩和から一時リスクオンとなりました。しかし、実際には7,000人の軍隊が追加され、ウクライナ国境付近に計15万人以上の部隊が留まっているとバイデン大統領が発表しました。

③緊張が続く中、ついに恐れていたことが現実となってしまいました。2/24にプーチン大統領はロシア国民に向けたテレビ演説で、ウクライナ東部の住民保護を目的とした軍事作戦を開始することを述べました。ロシア軍は、ウクライナ北部と国境を接するベラルーシから進軍し、チェルノブイリ原子発電所制圧、その後首都キエフへ向かったとされています。首都制圧となれば軍事侵攻は早期沈静化するだろうという期待から、株式市場は急騰しました。その後は、2/27にEU、アメリカ及び同盟諸国がロシアの複数銀行をSWIFTから切り離すことを合意したり、2/28に1回目のロシア・ウクライナ停戦交渉が開催される等、今後の株価に影響を及ぼすイベントが続いています。

金(GLD)

インフレ懸念とロシア・ウクライナ情勢緊迫化の二つの材料により、安全資産である金価格は上昇を続けました。ロシアはエネルギー産出国でもあるため、欧米各国との緊張の高まりからエネルギー価格高騰が予想されます。今後更なるインフレ加速も懸念され、インフレヘッジを目的として金への資金流入が増えていると見ることができます。

終わりに

この記事を書いている3月中旬時点でも、ウクライナ情勢には改善が見られないことはとても悲しいことです。
投資の面でも2月も悲惨な結果でしたが、ロボアドのおかげで感情に左右されない長期投資を続けられています。

共働き夫婦(DINKS)家計管理(2022年1月)

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2月も下旬になってしまいましたが、2022年1月の共働き夫婦(DINKS)家計簿を紹介します。


2022年1月収支

  • 収入:622千円
  • 支出:380千円
  • 収支:242千円(貯蓄率38.9%)

ぽちとたろうの属性は以下の通りです。

  • 30代前半共働き(DINKS)
  • 世帯年収 約1,300万円
  • 首都圏在住、マイホーム(戸建)所有
  • 車1台所有

同じような家族構成、家計の方や家計管理に悩んでいる方に少しでもお役に立てれば幸いです。

はじめに

結婚した2016年から家計簿を付けていますので、今年で7年目です。
当初は、何にいくら使ったのか把握し、収支バランスを見るために家計簿を始めました。
現状分析の次なるステップとして、予算作成に移りました。
予算に対して「今月は使いすぎたな」とか「思ったより節約できた」と計画比を分析することで、次の計画に活かせます。
また収入面についても、給料や税金の増加幅を考えることで、将来にわたり発生する固定費を負担できるか検討可能です。
今では、我が家では毎月、家計簿を付けて振り返りをするようにしています。

家計簿でライフプランを組み立て

家計簿が役に立った点は多々ありますが、一番は人生で最も大きい買い物であろう住宅選び(2020年)です。
住宅ローンは、借りられる金額ではなく、借りていい金額を決めるためにライフプランのシミュレーションが重要でした。
今まで付けてきた家計簿は、長期的な収入の増加や将来の支払いを予測する上で大いに役立ちました。
ライフプランを考えて住宅選びができたので、ローン返済も無理がなく、投資や貯蓄をしながら家計を管理することができています。

ちなみに、わが家の家計簿はレシートを見ながらエクセルに記入する時代遅れの管理方法です。
マネーフォワード有料版を使っていますが、主に資産管理に使っていて、家計簿機能はほとんど使っていません。ネット決済等の記入漏れを防ぐためにチェックしている程度です。
マネーフォワードの記事は以下にまとめています。
www.pochiandtaro214.com

2022年1月の家計簿

2022年1月の家計簿は以下の通りです。
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2022年1月の収支(投資/貯蓄)は242千円でした。
積立投資を217千円行っていますので、25千円無リスク資産(貯蓄)を増やす形となりました。
2022年1月の積立状況と運用成績は以下の記事にまとめています。
www.pochiandtaro214.com

収入

収入は手取りで622千円、会社員二人の給料です。12月残業は平均的な水準でした。

支出

支出は380千円です。今月は美容費が高くなっていますが、その他に大きな支出はありませんでした。

居住費

毎月変わらず、210千円です。主に住宅ローンの返済です。

保険料

毎月変わらず、16千円です。夫婦二人の生命保険と医療保険です。

光熱費

今月は11千円です。

  • 電気代:3.7千円
  • ガス代:6.9千円

エネファームはガス使用時に発電されますので、電力使用量が抑制されます。ガス料金が高めですが、それでも床暖房と浴室暖房乾燥機のセット割で抑えられている...はずです。一方、電気代は抑えられています。月の半分くらいは在宅勤務で暖房器具を常時使用していますので、どうしても光熱費が上がってしまいます。

通信費

今月は15千円です。

  • ドコモ2台:8.2千円(iPhone端末代金分割の2.6千円含む)
  • ドコモ光:5.7千円
  • DAZN/dTV:1.4千円

ドコモは通信量がそこまで多くないのでギガライトです。dカードゴールドを保有していますので、ドコモとドコモ光は10%ポイント還元です。dカードゴールドは以下の記事でまとめています。
www.pochiandtaro214.com
DAZN for docomoは2022年4月から3,000円(税込)に値上げしてしまいます。ただし、1,078円(税込)の時からずっと視聴していますので、解約しなければ引き続き現在の価格が適用されます。
www.nttdocomo.co.jp

食費

今月は38千円です。外食は少なく、食費を抑えることができました。

日用品

今月は2千円です。まとめ買いをすることが多いので、今月はほとんど費用が出ていません。

美容費

今月は70千円です。美容院2人分と骨格矯正の料金(前払いがまだありました...)です。

被服費

被服費の支出はありませんでした。

車関連の支出はありませんでした。

家具/家電

家具/家電の支出はありませんでした。

その他

その他も大きな支出はありませんでした。

計画比

2022年1月の予算は以下のように設定しています。


2022年1月収支

  • 収入:577千円
  • 支出:392千円
  • 収支:185千円(貯蓄率32.0%)

計画比は以下の通りです。

予算 実績 計画比
収入 577千円 622千円 +45千円 (+7.8%)
支出 392千円 380千円 ▲12千円 (▲3.1%)
収支 185千円 242千円 +57千円 (+30.8%)

計画比の増減分析がこちらになります。
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収支の改善は、1月の残業代が計画より上回ったことによります。
支出の改善は、食費や日用品を削減できています。一方、骨格矯正の前払いは計画で読み切れず、費用増となってしまいました。
残業代と骨格矯正の前払いは計画策定時に分かっていたことなので、計画に反映できなかったことは反省点です。

終わりに

以上が、我が家の2022年1月の家計簿です。1月は予算に比べて、収入増と支出減により収支を改善させることができました。
ただし、計画の精度が悪いことが主な原因になりますので、改善が必要だと実感しています。
2月以降も予算管理を続けていきたいと思います。

【たぬきの大恩返し・春】au PAY支払いで10%ポイント還元

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12月のたぬきの大恩返し・冬に続いて、2月1日からたぬきの大恩返し・春が始まっています。
街のスーパーやドラッグストアも対象に含まれているので、家計にうれしいキャンペーンです。

キャンペーン概要

対象店舗でキャンペーン期間中にau PAYのコード支払いまたはネット支払いを利用すると、200円(税込)毎に20ポイント(10%)が還元されます。1 au IDあたり最大3,000 Pontaポイントの還元です。

キャンペーン期間は支払い方法によって異なります。


コード支払い
2022年2月1日(火)~3月15日(火)
ネット支払い
2022年2月1日(火)~3月10日(木)

ポイント加算時期は2022年3月下旬とされています。

3つの特典

最大3,000Pontaポイントの還元ですが、スーパーの買い物で30,000円分利用し3,000ポイント貰えるわけではないので注意です。
本キャンペーンでは3つの特典があり、それぞれの特典で最大1,000Pontaポイントずつ貰え、全ての特典を満額利用することで3,000Pontaポイントをゲットとなります。
いずれの特典も、1回あたりのポイント還元上限は500Pontaポイントですので、1回の支払いは5,000円以内におさめましょう。

街でのお支払い特典の上限1,000ポイント到達例
2月1日 スーパーで5,000円の買い物をする⇒500ポイントゲット
3月1日 スーパーで5,000円の買い物をする⇒500ポイントゲット

街でのお支払い

ぽちが一番うれしいのはこの特典です。
対象店舗例は以下です。

  • イトーヨーカドー
  • オーケーストア
  • サミット
  • ウェルシア
  • Tomod’s
  • マツモトキヨシ
  • 高島屋
  • 東武百貨店 池袋店

ローソンでのお支払い

ローソン、ナチュラルローソン、ローソンストア100で利用可能です。

ネットでのお支払い

ネット支払いの場合は、期限が3月10日(木)までと短いので注意が必要です。
対象サイト例は以下です。

  • ウェルシアドットコム
  • ピザハット
  • ムビチケ

なんと、ふるさと納税サイトのふるさとチョイスも対象です。
これはうれしいですね~!

チャージ方法

Pontaポイントでチャージ

ぽちは貯まったリクルートポイントをPontaポイントに交換し、au PAYへチャージすることが多いです。
チャージの仕方はとても簡単で、10秒以内に完了します。

①チャージをタップ
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②「Pontaポイント」をタップ
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③金額を入力。100円単位です。「チャージをする」をタップすれば完了です。
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ローソン銀行ATMでチャージ

たぬきの大恩返し・春と同じ期間で、ローソン銀行ATM経由で累計10,000円以上チャージを行うと抽選でPontaポイントがもらえるプレゼントキャンペーンが開催中です。
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画面の操作方法はこちらのリンクにある動画がわかりやすいです!
ATM操作終了後、すぐにチャージ金額が反映されます。
ローソン銀行ATMチャージでPontaポイントを抽選でプレゼント:au PAY

エントリーを忘れずに

キャンペーン期間終了前、つまり3月15日(木)23:59までにエントリーを済ませておけばOKです。
エントリーしたか忘れてしまっても大丈夫、エントリー済であれば下記のような画面になります。
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au PAYはauユーザーでなくとも利用可能なので、ぜひお得に利用してみてください。
初めてau PAYを使う方はこちらからダウンロードをどうぞ!

au PAY(旧 au WALLET)
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開発元:KDDI CORPORATION
無料
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【資産運用】2022年1月の運用成績を公開

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2022年1月末時点の運用成績をアップデートしましたので公開します。

  • 金融資産 20,813千円(前月比▲963千円)
  • 評価損益 1,219千円(前月比▲254千円)

1月は米利上げ早期化、BS縮小の議論や地政学リスクが高まりにより株式は軟調でした。その結果、金融資産は大きく減少となりました。
また、1月は支払いが多かったこともあり、無リスク資産も減少しています。

はじめに

ぽちとたろうは、結婚後の出費が落ち着いた2019年1月頃から資産運用について真剣に考えるようになりました。
それまでは、会社のDC(確定拠出年金)くらいしか投資していませんでしたが、今では個別株も取り入れた全体ポートフォリオを意識しています。

2022年1月の積立状況

定期積立の状況は以下の通りです。

投資対象 金額 備考
つみたてNISA 66,000円 年間約40万円、投資信託
ロボアド 60,000円 Wealthnavi/THEO
企業型DC 20,000円 会社の確定拠出年金
米国ETF 37,000円 SPYD/VYM/HDV
投資信託 34,000円 SBI V S&P
合計 217,000円

(注)金額は多少丸めています。

米国ETFは為替により変動しますが、定期積立は毎月約37千円です。
つみたてNISAと投資信託(SBI V S&P)で合計5万円になるように毎月SBI証券でクレカ積立をしています。

2022年1月末の金融資産内訳

まずは、金融資産の内訳です。
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1月末の金融資産は、20,813千円(前月比▲963千円)です。

無リスク資産

今月の無リスク資産は57.0%を占めており、金額は1,200万円弱です。リスク資産の積立投資を続けていること、1月は支払いが多かったことで前回より2.1%比率が下がっています。

無リスク資産の内容は、普通預金(会社の福利厚生で利率が良い)とIPOのために証券会社に置いている預金で、名目上は何かあったときのための自己防衛資金です。
今月は預金が多いですが、無リスク資産は1,000万円を目途に、余剰資金をリスク資産に割り当てるように運用しています。

リスク資産

続いて、リスク資産の内訳です。
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2019年1月から、余剰資金を投資に振り当てることで、徐々にリスク資産を増やすことができています。

米国株

最も高い比率は、米国株で33.4%です。ここでは投資信託も含んでいます。
投資信託を除いた米国株(含むETF)について、ポートフォリオは以下の通りです。金額は2,141千円(前月比+151千円)です。
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1月はグロース株中心に軟調な推移が続きましたが、保有している高配当株はむしろ株価が上昇している銘柄が多いです。特にExxon Mobilは、原油価格が高騰する中、株価を大きく伸ばしています。

株価 12月末 1月末 増減(%)
Exxon Mobil 61.19 75.96 +24.1%
Altria Grp 47.39 50.88 +7.4%
AT&T inc 24.60 25.50 +3.7%
Coca-Cola Co 59.21 61.01 +3.0%
3M Co 177.63 166.02 ▲6.5%
レート 12月末 1月末 増減(%)
USDJPY 115.08 115.10 ±0.0%

高配当株/連続増配株を中心に買い付けており、高配当ETF(SPYD、VYM、HDV)も毎月積み立てています。
証券会社は、SBI証券、マネックス証券、楽天証券を利用しています。1月は、ナスダックの減少幅が大きかったのでNvidiaとQQQを購入しています。

ロボアド

二番目に高いのはロボアドの22.1%で、内訳はWealthnaviとTHEOです。
ロボアドのWealthnaviは2人で45千円(30千円と15千円)積み立てています。手数料が約1%発生しますので賛否両論あると思いますが、長期割や自動リバランスなどもあり、手数料のデメリットよりメリットが上回っていると判断し、現在も積立を続けています。Wealthnaviの方がリスク許容度が高く設定されていることもあり、グロース株下落の影響を受けています。
Wealthnaviの運用成績についてはこちらにまとめています。
www.pochiandtaro214.com

THEOの運用成績についてはこちらにまとめています。
www.pochiandtaro214.com

日本株

日本株は投資信託を含み、14.8%です。投資信託を除いたポートフォリオは以下の通りです。日本株は582千円(前月比▲22千円)です。
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保有している株式は堅調な銘柄が多く、前月比で見ると、タカラレーベンは+8.0%、ENEOSは+5.8%、三井住友FGは+4.3%です。
しかし、日本株への期待は薄く、今後も利益が出ていれば売却し、縮小させていく方向性は変わりません。

証券会社は、単元未満株を取り扱っていて、かつポイントを利用して投資できるSBIネオモバイル証券とSMBC日興証券が中心です。SBIネオモバイル証券は月50万円までの取引であればサービス利用料220円です。なお、Tポイントが200ポイント付与されますので、実質コストは20円です。付与されたポイントで株を購入することができます。
ネオモバの魅力|ネオモバ - Tポイントでのポイント投資はSBIネオモバイル証券

企業型DC

企業型DCは、夫婦二人とも会社の確定拠出年金を積み立てています。2018年7月から月1万円の積立でスタートしています。
外国株の割合が多いことから、やはりDCも大きく目減りしています。
企業型DCについては、以下の記事でまとめています。
www.pochiandtaro214.com

全世界株とバランス型はリスクヘッジとしてつみたてNISAで購入しています。
ソーシャルレンディングは金額は小さいですが、FundsやCREALで運用しています。
そこまで利率が良い訳ではありませんが、オルタナティブの枠として多少のリスクヘッジになればと思っています。

2022年1月の運用成績

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運用成績は2020年12月末からの推移となります。
リスク資産は8,947千円(前月比+51千円)です。評価益は1,219千円(+16%)でした。
個別株の評価益は増加していますが、つみたてNISAやDC、ロボアドは評価益が減少しています。パーセントで見た評価益も前月の20%から16%まで下がっています。
ただし、それでも16%は含み益が出ているという見方もできますので、短期的な値動きはあまり気にしないようにしたいものです。

2022年1月の配当金

1月の配当は少なく、Altria GrpとARCCの2銘柄で税後約1,500円程度でした。

終わりに

12月はオミクロン株の懸念後退などにより株価が堅調でしたが、1月は米利上げの早期化やBS縮小の議論からグロース株中心に売られています。また、地政学リスクが高まっていることからもマーケットはリスクオフが続いています。
2022年はマーケットの低迷が続く可能性もありますが、長期的な視点で積立投資を継続していきたいと思います。

THEO+docomoで積み立てた運用成績を公開【37ヶ月目】

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THEO+docomoの運用を始めてから3年と1ヶ月(37ヶ月)が経過しました。今月も運用成績をアップデートします。
1月末時点のトータルリターンは+61,706円(+15.13%)でした。
12月末時点では+82,707円(+21.06%)でしたので、前月比▲21,001円(▲5.93%)という結果でした。

THEO+docomoとは

THEO+docomoとは、ロボアドバイザー「THEO」を手掛けるお金のデザインと、NTTdocomoが提携して運営している資産運用サービスです。
docomo-inv.smt.docomo.ne.jp

THEOの概要は、以下記事で紹介しています。
www.pochiandtaro214.com

2022年1月末運用成績

  • 積立開始月:2019年1月
  • 積立開始時の元本:1万円
  • 毎月の積立額:1万円(2019年1月~2021年6月)、1.5万円(2021年7月~)
  • 投資運用方針:値上がり益重視(グロース68%、インカム24%、インフレヘッジ8%)

1月末時点で積立開始から37ヶ月となりました。1月末のトータルリターンは+61,706円(+15.13%)でした。
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先月末との比較です。評価損益は前月比▲21,001円(▲5.93%)でした。

項目 12月末成績 1月末成績 前月比
投資元本 392,621円 407,621円 +15,000円
評価額 474,683円 468,821円 ▲5,862円
評価損益 82,707円 61,706円 ▲21,001円
トータルリターン +21.06% +15.13% ▲5.93%
為替レート $1=114.97円 $1=115.24円 +0.23%

現在のカラーは先月と変わらずブルーで、手数料は0.990%(税込・年率)です。
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実際に発生した手数料は398円(税込)です。前月末(12月末)の評価額を基準に手数料が算出されます。
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1月までに獲得したdポイントは累計1,114ポイントです。12月末時点で1,043ポイントでしたので、1月単月は71ポイントです。
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71ポイントの計算は、前月末(11月末)の評価額47万円(1万円未満切捨)×1.5ポイント÷1万円です。

上記手数料(運用報酬額)とdポイントをネットすると、327円(税込)になります。これを実質コストと考えると、12月末の評価額474,683円に対して0.827%(税込・年率)ということになります。
Wealthnaviで同額積み立てていた場合の手数料は1.100%になり、THEO+docomoの手数料は低水準に抑えられていると言うことができます。Wealthnaviは長期割という割引がありますが、それを考慮してもTHEO+docomoの方が手数料が安いです。
Wealthnaviも同じ期間運用しており、以下の記事で運用成績をまとめています。
www.pochiandtaro214.com


1月末の保有銘柄の詳細は、以下の通りです。投資運用方針(グロース68%、インカム24%、インフレヘッジ8%)に従い、株式や債券以外にもリート、コモディティなど分散投資することでリスクヘッジができています。

  • グロース

略称 連動指標 12月末評価額 12月時点損益 1月末評価額 1月時点損益
SPYG 米国の成長株 100,962円 +27,647円 89,431円 +14,416円
SPYV 米国の割安株 82,167円 +16,577円 75,413円 +13,669円
FEZ ユーロ圏の大型株 64,360円 +1,558円 56,651円 ▲923円
EWJ 日本株 30,858円 +2,846円 28,925円 +278円
EWT 台湾の大型株・中型株 15,401円 +817円 14,463円 ▲121円
EPI インドの株 12,579円 +735円 12,577円 +733円
FXI 中国の大型株 12,310円 ▲2,981円 12,515円 ▲2,776円
VWO 新興国全体の株式 5,629円 ▲17円 5,547円 ▲99円
グロース全体 324,266円 +47,182円 295,522円 +25,177円

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  • インカム

略称 連動指標 12月末評価額 12月時点損益 1月末評価額 1月時点損益
SPAB 米ドル建ての投資適格債 54,395円 +2,000円 63,607円 +982円
SJNK 米ドル建ての残存期間0-5年のハイイールド社債 21,858円 +1,558円 24,680円 +1,285円
VMBS 米国政府機関が発行・保証した投資適格のモーゲージ・パススルー証券(住宅ローン担保証券) 24,259円 ▲12円 23,998円 ▲273円
BWX 米国を除く先進国の国債 9,713円 +20円 12,640円 ▲314円
インカム全体 110,225円 +3,566円 124,925円 +1,680円

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  • インフレ

略称 連動指標 12月末評価額 12月時点損益 1月末評価額 1月時点損益
XLRE 米国のリート・不動産株 11,835円 +4,211円 16,187円 +2,799円
GLDM 金(現物) 12,375円 +547円 14,343円 +436円
IXC エネルギー関連株式 6,349円 +1,808円 7,355円 +2,814円
VTIP 米国の1-5年の物価連動国債 5,904円 +534円 5,878円 +508円
インフレヘッジ全体 36,463円 +7,100円 43,763円 +6,557円

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  • 現金

12月末評価額 1月末評価額
現金 3,729円 4,611円

1月はグロース(株式)の落ち込みが目立ちますが、インカムとインフレも評価益が減少しています。
12月下旬から1月上旬まではオミクロン株の懸念後退など株価は堅調でしたが、12月FOMC議事要旨では利上げの早期化とテーパリングの早期終了だけでなく、バランスシート縮小の開始時期について議論されました。想定より早いタイミングでQT(量的引き締め)が開始する可能性があり、グロース株中心に売られています。
その後は米国株の好決算により株価を戻す一面もありましたが、ウクライナ情勢への警戒感からマーケットは依然としてリスクオフが続いています。
インカムは足元の金利上昇により下落、インフレについても、エネルギー関連は依然として上昇し続けている一方、景気後退への懸念等から不動産が下落しています。
全面安とはいっても、グロースの下落幅は特に大きく、インカムとインフレで一部緩和することができています。また、価格が下がった商品を買い増すことができる点も積立投資の良いところです。

終わりに

1月は米利上げの早期化やバランスシート縮小の議論により、グロース株中心に売られ、株価は軟調でした。また、地政学リスクが高まっていることからもマーケットはリスクオフが続いています。
2月に入ってからもウクライナ情勢は緊迫しており、株式市場はなかなか回復の兆しが見られません。
株価が減少する局面では、どこまで下落するかという不安から冷静な判断が難しくなってしまいます。そのような時に、ロボアドの自動売買や自動買付は精神的にも助けられます。
ロボアドは手数料が高い印象がありますが、ドコモユーザーかつdカードゴールドを保有している方であれば、THEO+docomoは業界最低水準の手数料になります。
今後もTHEOの積立で分散投資をしながら運用運用を続けていきたいと思います。

WealthNavi(ウェルスナビ)で月3万円積み立てた運用成績を公開【37ヶ月目】

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WealthNaviのアプリを開くたびに資産が目減りしていく悲しさから、1月の運用成績記事を書けずにいました笑
かながわpayを利用して「鬼滅の刃」をまずは11巻分(炭治郎立志編~遊郭編)大人買いし、元気が出てきましたので37ヶ月目のウェルスナビ運用実績を見ていきたいと思います。

ウェルスナビの概要や、ウェルスナビを選んだ理由は下記の記事でご紹介しています。
www.pochiandtaro214.com

WealthNavi(ウェルスナビ)とは

ロボットがインターネット上で投資診断・投資アドバイス・資産運用を行ってくれるサービスをロボアドバイザー(ロボアド)といいます。ロボアドにはタイプがあり、投資アドバイスを提供してくれるものを「アドバイス型」、投資商品の発注や運用まですべて任せられるものを「投資一任型」と呼びます。
現在日本でも複数のロボアドが存在しますが、その中でも預かり資産&運用者数No.1を誇るのが投資一任型のウェルスナビです。

2022年1月末運用成績

・積立開始月:2019年1月
・積立開始時の元本:10万円
・毎月の積立額:3万円
・リスク許容度:5(最大)

長期割は0.03%です。
WealthNaviに支払う手数料は、投資継続期間とその金額(長期割判定額)に応じて6ヵ月毎に割引が拡大していきます。次の割引率0.01%アップは4月からです。
ちなみに長期割判定額が200万円以上ある場合には、手数料の割引幅が0.02%になります。

1月末時点で積立開始から37ヶ月目となりました。
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項目 11月末成績 12月末成績 1月末成績 前月差異
投資元本 112万円 115万円 118万円 +3万円
評価額 144万円 154万円 151万円 ▲3万円
評価損益 32万円 39万円 33万円 ▲6万円
利回り 29% 34% 28% ▲6%
参考為替レート $1=113.52円 $1=115.14円 $1=115.23円 -

昨年11月末に新型コロナウイルスの変異体「オミクロン」が発生しましたが、その重症化リスクの低さや現行ワクチンの3回目接種が効果ありという見方が広がり、12月はリスクオンに転じました。しかし1月以降は、高インフレ退治として米国が金融引き締め加速の動きを示したことや、ウクライナ情勢に端を発する地政学リスク上昇により多くの国で株安が進んでしまいました。結果的には、11月末時点に逆戻りしてしまいました。上記の表を作成するまでは、もっと惨劇になっていると思っていましたので今ぽちはほっとしています。笑

資産内訳は以下の通りです。
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項目 12月末成績 1月購入 評価損益 分配金/手数料 1月末成績
米国株(VTI) 540,030円 24,553円 ▲32,552円 - 532,061円
日欧株(VEA) 509,813円 9,213円 ▲19,653円 - 499,373円
新興国株(VWO) 247,120円 ▲4,687円 +1,111円 - 243,544円
米国債券(AGG) 74,751円 1,264円 ▲1,489円 - 74,526円
金(GLD) 84,996円 ▲3,040円 ▲1,305円 - 80,651円
不動産(IYR) 79,925円 823円 ▲6,559円 - 74,189円
現金 5,479円 153円 - 1,394円/△1,346円 5,680円

1/7の購入に加えて、1/26にリバランスされていました。
VWO・AGG・GLDを売却し、VTI・IYRを追加購入しています。

12月末時点の各保有銘柄株価を100%(赤い点線が100%ライン)として、1か月間の推移を下記グラフに表しました。
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VWO以外は前月割れです…。

米国株(VTI)

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①年末年始は堅調な推移をしていましたが、日本時間1/6早朝に公開された12月開催FOMC議事要旨により事態は一変しました。内容は主に、従来想定より早期かつ速いペースでの利上げ可能性・保有資産の早期縮小。タカ派的内容であったため、高PERの銘柄を中心に大幅安となりました。

②日本時間1/21にNETFLIXが2021年10-12月決算を発表しました。売上高は四半期ベースで過去最高を記録した一方、3ヶ月間の会員純増数は会社予想を下回ったことにより、株価は時間外取引で一時20%安と急落しました。このショックからか、NASDAQもずるずると下げが続きました。
また、同日には米議会上院の司法委員会にて、巨大IT企業が自社の製品・サービスを優先してプラットフォーム上に表示させることを禁止する法案(反トラスト法)が可決されました。これにより、上院本会議での審議へと進みます。成立の見通しは不透明とのことですが、巨大IT各社への圧力が高まっています。具体的に言うと、AmazonのECサイト・AlphabetのGoogleサーチエンジン・AppleのApp Store・MetaのFacebookが当該法案のターゲットになっています。尚、同法案の新たな規定として、中国ByteDanceのTikTokのような大手外資IT企業も含むこと等が検討されているようです。

③日本時間1/27早朝にはFOMCが実施され、経済を犠牲にしてもインフレを退治する必要があるという姿勢をFRBは示しました。1/6のFOMC議事要旨公開後にGoldman Sachsが公表した利上げ回数見通しは4回でしたが、FOMC後にはBank of Americaが年内に7回・BNP Paribasが最大6回と引上げました。途端に急落したものの、月末にはそのリバウンドが起きています。

日欧株(VEA)

景気回復を背景とし、欧州もエネルギー価格を中心とした高インフレとなっています。前述の米国同様、中央銀行(ECB)もインフレ率を目標の2%へ下げるために、「必要なあらゆる手段を取る必要がある」と発言しています。
また欧州経済は、緊迫するウクライナ情勢の懸念にも晒されています。今後のロシア・ウクライナ間の動向によっては、米国及び欧州によるロシアへの経済制裁措置が行われると見られており、米国はロシアのエネルギー輸出に対する規制を検討しています。そうなった場合、欧州は原油や天然ガスの調達面でロシアに大きく依存しているため、大打撃となってしまうのです。
2/4より、平和の祭典であるオリンピックが北京で開催されていますが、2008年の夏季オリンピック(この時も開催都市は北京)開催日の晩にロシアがジョージアへ侵攻した過去もあり、引き続き注視が必要です。

不動産(IYR)

株価が最も大きく落ちたのが不動産でした。米国でのオミクロン株流行と、FRBが金融引き締めを示唆したことが要因とされています。セクター別に見ると、インフラ・データセンター・産業施設がワースト3でした。介護・病院関連施設であるヘルスケアのみ微増が見られました。

終わりに

株価が不安定な中、新興国株だけはぎりぎり前月からプラスに転じてくれました。分散投資の大切さを感じています。
また、資産のバランスを最適な状態に保ってくれるWealthNaviの自動リバランス機能がはたらいてくれることも、ぽちのような初心者にとってはありがたいです。

【読書記録】本当の自由を手に入れる お金の大学

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ビジネス書グランプリ2021で総合2位、アマゾンの売れ筋ランキング(1時間毎に更新)でも長らくランクインしている「本当の自由を手に入れる お金の大学」
今更ながら読了しましたので、紹介します。

著者プロフィール

両@リベ大学長。
IT企業経営者・投資家。「リベラルアーツ大学」というウェブコンテンツを運営。節約・税金・投資・副業に関するお金の教養を発信。
本書が初の著書。

本の概要

自由な生活を手に入れるためにはどうしたらいいか?という問いに対し、「お金を持てば自由になれる」と説く一冊。
お金を持つために著者が必要だと提示する、お金にまつわる5つの力「貯める」「稼ぐ」「増やす」「守る」「使う」について、順序だてて解説する。

初めの章では、上記の5つの力を得ることにより、経済的に自由になれる=家計が健全に回り豊かに暮らせることを図解する。
5つの力の並び順にも意味がある。まずは、今すぐに着手可能な固定費の見直しによって「貯める力」を得る。無駄な支出を抑えた後は、資産を増やす元手を得るために「稼ぐ力」が必要となる。続いて、削減された支出と増えた収入により生まれる余剰資金を活用して不労所得を得る、お金を「増やす」段階へと進む。その後は、増えたお金を詐欺や浪費から「守る」。最後に、自由な生活を得てからの人生をより良く豊かにするため、お金を上手に「使う力」が必要となる。この5つの流れを、丸々1ページ使い図解することで読者の頭に叩き込む。

次章からは、それぞれの力のつけ方を詳細に説明する。
以下、目次とテーマを記載。

Step1 貯める - 支出を減らして貯蓄を増やそう -
通信費・光熱費・保険・家・車・税金の見直し

Step2 稼ぐ - 稼ぎを増やして蓄財ペースを上げよう -
転職・著者おすすめ副業

Step3 増やす - 貯蓄を投資にまわして資産運用しよう -
準備・株式投資・不動産投資

Step4 守る - 形成した資産を守ろう -
詐欺・ぼったくり・浪費・被災・盗難・インフレ

Step5 使う - 人生を豊かにすることに使おう -
寄付・豊かな浪費・自己投資・時間を買う

本書のターゲット層は「今から資産形成を始める人」であるため、Step1~Step3に本全体の9割のページを割く。

感想

お金の知識を持つ「両学長」(=著者)が、マネーリテラシーの低い「リーマンくん」(=読者)に対話形式で解説していく構成になっています。二人の会話が吹き出しで表現されているため、ブログを読んでいる感覚です。お金のことはよく分からない・活字を読むこと自体辛い、という方でも投げ出さずに読了できる一冊でしょう。

本書の魅力は、本書をきっかけとして、お金に興味を持たせてくれる点だと感じました。反対に、一定の知識があり、様々な節約術・投資を実践している人にとっては物足りない内容になるかと思います。お金の大学というタイトルなので高等教育のイメージが先行しますが、どちらかというと中等教育です。お金のやさしい教科書という言葉の方がしっくりくるかな?と感じています。

本書では、行動に移しやすい技が多く紹介されています。冒頭に述べたビジネス書グランプリで、本書が「ビジネス実務部門」第1位を獲得しているのも頷けるかと思います。本書に紹介されている技の中でぽちが実践していることは以下の通りです。

  • 電力会社の乗り換え
  • ふるさと納税
  • 医療費控除
  • インデックスファンド投資
  • 増配・高配当株投資

ぽちにとって苦手なテーマは税金と保険なのですが、
(USCPAで米国税法を学んだくせに、日本のことはあまり把握出来ていません笑)
(保険は、担当のベテラン生保レディが怖くて足踏みしています笑)

本書でそれぞれの仕組みに関するアウトラインがつかめましたので、これを機に学び直しをしようと意識が変わりました。

また、個人的に知れて良かったと思う情報は危ない系の話です。
ポンジスキーム、私募ファンド、未公開株、トルコリラ/ブラジルレアル建て仕組債、外貨建て保険、合法詐欺について軽く触れられています。ちなみにぽちが大学1年生だった頃、まだ芋臭さが漂っていたせいか、マルチ商法系の人に狙われることが複数回ありました笑

大きな資産を築いたのであろう著者だからこそ実践的な「守る力」について語れるのでは、と思うのですが、本書では6ページのみの掲載である点が残念でした。危ない系の手口は日々進化するので「守る力」もアップデートを怠らないようにせねばと思います。手始めに、国民生活センターのwebサイトを読み始めました。
例えばこのページ。
詐欺的な投資勧誘トラブル(テーマ別特集)_国民生活センター
毎月発行されているウェブマガジンもあります。
2021年12月号【No.112】(2021年12月15日発行)(国民生活)_国民生活センター

ハウツー本は、行動に移してこそ意味があると思います。
本書を通してお金に興味を持ち、理解を深めるために各テーマの専門書に触れ、自身の状況に合わせて最適な選択を実践する。
本書との距離感はそれくらいが丁度良いと感じました。
難しいことは分からないけれど、お金について考えたいと思う方にとって、手に取る価値ありの一冊です。

共働き夫婦(DINKS)家計管理(2021年12月)

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2021年12月の共働き夫婦(DINKS)家計簿を紹介します。


2021年12月収支

  • 収入:2,401千円
  • 支出:540千円
  • 収支:1,861千円(貯蓄率77.5%)

ぽちとたろうの属性は以下の通りです。

  • 30代前半共働き(DINKS)
  • 世帯年収 約1,300万円
  • 首都圏在住、マイホーム(戸建)所有
  • 車1台所有

同じような家族構成、家計の方や家計管理に悩んでいる方に少しでもお役に立てれば幸いです。

はじめに

結婚した2016年から家計簿を付けていますので、今年で6年目です。
当初は、何にいくら使ったのか把握し、収支バランスを見るために家計簿を始めました。
現状分析の次なるステップとして、予算作成に移りました。
予算に対して「今月は使いすぎたな」とか「思ったより節約できた」と計画比を分析することで、次の計画に活かせます。
また収入面についても、給料や税金の増加幅を考えることで、将来にわたり発生する固定費を負担できるか検討可能です。
今では、我が家では毎月、家計簿を付けて振り返りをするようにしています。

家計簿でライフプランを組み立て

家計簿が役に立った点は多々ありますが、一番は人生で最も大きい買い物であろう住宅選び(2020年)です。
住宅ローンは、借りられる金額ではなく、借りていい金額を決めるためにライフプランのシミュレーションが重要でした。
今まで付けてきた家計簿は、長期的な収入の増加や将来の支払いを予測する上で大いに役立ちました。
ライフプランを考えて住宅選びができたので、ローン返済も無理がなく、投資や貯蓄をしながら家計を管理することができています。

ちなみに、わが家の家計簿はレシートを見ながらエクセルに記入する時代遅れの管理方法です。
マネーフォワード有料版を使っていますが、主に資産管理に使っていて、家計簿機能はほとんど使っていません。ネット決済等の記入漏れを防ぐためにチェックしている程度です。
マネーフォワードの記事は以下にまとめています。
www.pochiandtaro214.com

2021年12月の家計簿

2021年12月の家計簿は以下の通りです。
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2021年12月の収支(投資/貯蓄)は1,861千円でした。
12月は冬のボーナスと年末調整で1年を通して最も収入が多くなりました。
積立投資を200千円行っていますので、1,661千円無リスク資産(貯蓄)を増やす形となりました。
2021年12月の積立状況と運用成績は以下の記事にまとめています。
www.pochiandtaro214.com

収入

収入は手取りで2,401千円、会社員二人の給料です。12月は冬のボーナスと年末調整(住宅ローン減税で所得税還付)により、収入が大幅増です。住宅ローンはペアローンにしており、2人共年間所得税がすべて還付されています。なお、所得税だけでは控除枠を使い切れていませんので、残りは2022年住民税から減額されます。

支出

支出は540千円です。今月はSurface Go2を購入したこと、ふるさと納税をしたこともあり、通常より支出が多くなっています。

居住費

毎月変わらず、210千円です。主に住宅ローンの返済です。住宅ローン減税は手取りに反映していますので、居住費から差し引いていません。

保険料

毎月変わらず、16千円です。夫婦二人の生命保険と医療保険です。

光熱費

今月は14千円です。

  • 電気代:3.5千円
  • ガス代:7.4千円
  • 水道代:3.5千円

エネファームはガス使用時に発電されますので、電力使用量が抑制されます。ガス料金が高めですが、それでも床暖房と浴室暖房乾燥機のセット割で抑えられている...はずです。一方、電気代は抑えられています。冬は暖房器具を常時使用していますので、どうしても光熱費が上がってしまいます。

通信費

今月は15千円です。

  • ドコモ2台:8.2千円(iPhone端末代金分割の2.6千円含む)
  • ドコモ光:5.7千円
  • DAZN/dTV:1.4千円

ドコモは通信量がそこまで多くないのでギガライトです。dカードゴールドを保有していますので、ドコモとドコモ光は10%ポイント還元です。dカードゴールドは以下の記事でまとめています。
www.pochiandtaro214.com

食費

今月は63千円です。クリスマス、年末とイベントが多いことで外食も増え、食費は増えてしまいました。1年を通して最も食費が多い月でした。

日用品

今月は8千円です。細々したものが積み重なっています。

美容費

今月は41千円です。骨格矯正の料金です。前払いなので、今後はしばらく発生しません。

衣料費

今月は20千円です。レインブーツを購入しています。
レインブーツはかなり前から欲しかったアイテムで、HUNTERやAIGLEの購入を検討していました。有名老舗ブランドではありますが、いかにも「長靴です!」というフォルム(胴回りが太い)が好みではなく…。良いお値段なので購入に踏み切れないまま、梅雨のシーズンが何度か過ぎていきました。雨の日は、多少厚底になっているスニーカーで足元をびしゃびしゃにさせながら外出していましたが、ようやく理想の形のものをSHIPSで、1万円以下で見つけることができました。

レインブーツの機能はありつつ、晴れの日でも違和感なく使用できるチェルシー型なので、とても重宝しています。

車関連の支出はありませんでした。

家具/家電

旧型モデルのSurface Go2がお買い得だったので購入しました。現在取り扱いはありませんが、楽天のケーズデンキで、Pentium Gold 4425Y/8GBメモリ/128GB SSDのモデルがタイプカバー(キーボード)付きで72,380円(税込)でした。ポイント10倍(7,230ポイント)と買いまわりキャンペーン(他の商品とあわせて上限7,000ポイント)でかなりポイントが付与されています。
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処理能力はそれほど高くないですが、Officeが付いていて何よりWindowsなので、ちょっとしたExcel作業やブログなどサブ機として使い勝手が良く満足しています。

その他

ふるさと納税は11月に大部分を終わらせましたが、限度額まで余裕がありましたので追加で15千円寄付しています。富士宮市のトイレットペーパー(エリエール)にしました。
item.rakuten.co.jp

クレカ年会費として、ANA SFCゴールド(VISA)の年会費(11,550円)が発生しています。web明細利用(年6回以上の請求)+マイ・ペイすリボ利用により、年会費は最大限割引(16,500円→11,550円)されています。
SFCの魅力については、以下記事でまとめています。
www.pochiandtaro214.com

終わりに

以上が、我が家の2021年12月の家計簿です。2021年は年間を通して貯蓄率42%になりました。一時的な支出が重なったこともあり、まだまだ貯蓄率を上げることは可能だと感じています。
一方、節約ばかりではなく、お金をかけるところはかけていき、メリハリをつけて家計管理を続けていきたいと思います。
2022年がはじまり、今年も1年間家計管理に取り組んでいきます。また、今年は予算に対する進捗も管理していきたいと思います。