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THEO+docomoで積み立てた運用成績を公開【37ヶ月目】

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THEO+docomoの運用を始めてから3年と1ヶ月(37ヶ月)が経過しました。今月も運用成績をアップデートします。
1月末時点のトータルリターンは+61,706円(+15.13%)でした。
12月末時点では+82,707円(+21.06%)でしたので、前月比▲21,001円(▲5.93%)という結果でした。

THEO+docomoとは

THEO+docomoとは、ロボアドバイザー「THEO」を手掛けるお金のデザインと、NTTdocomoが提携して運営している資産運用サービスです。
docomo-inv.smt.docomo.ne.jp

THEOの概要は、以下記事で紹介しています。
www.pochiandtaro214.com

2022年1月末運用成績

  • 積立開始月:2019年1月
  • 積立開始時の元本:1万円
  • 毎月の積立額:1万円(2019年1月~2021年6月)、1.5万円(2021年7月~)
  • 投資運用方針:値上がり益重視(グロース68%、インカム24%、インフレヘッジ8%)

1月末時点で積立開始から37ヶ月となりました。1月末のトータルリターンは+61,706円(+15.13%)でした。
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先月末との比較です。評価損益は前月比▲21,001円(▲5.93%)でした。

項目 12月末成績 1月末成績 前月比
投資元本 392,621円 407,621円 +15,000円
評価額 474,683円 468,821円 ▲5,862円
評価損益 82,707円 61,706円 ▲21,001円
トータルリターン +21.06% +15.13% ▲5.93%
為替レート $1=114.97円 $1=115.24円 +0.23%

現在のカラーは先月と変わらずブルーで、手数料は0.990%(税込・年率)です。
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実際に発生した手数料は398円(税込)です。前月末(12月末)の評価額を基準に手数料が算出されます。
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1月までに獲得したdポイントは累計1,114ポイントです。12月末時点で1,043ポイントでしたので、1月単月は71ポイントです。
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71ポイントの計算は、前月末(11月末)の評価額47万円(1万円未満切捨)×1.5ポイント÷1万円です。

上記手数料(運用報酬額)とdポイントをネットすると、327円(税込)になります。これを実質コストと考えると、12月末の評価額474,683円に対して0.827%(税込・年率)ということになります。
Wealthnaviで同額積み立てていた場合の手数料は1.100%になり、THEO+docomoの手数料は低水準に抑えられていると言うことができます。Wealthnaviは長期割という割引がありますが、それを考慮してもTHEO+docomoの方が手数料が安いです。
Wealthnaviも同じ期間運用しており、以下の記事で運用成績をまとめています。
www.pochiandtaro214.com


1月末の保有銘柄の詳細は、以下の通りです。投資運用方針(グロース68%、インカム24%、インフレヘッジ8%)に従い、株式や債券以外にもリート、コモディティなど分散投資することでリスクヘッジができています。

  • グロース

略称 連動指標 12月末評価額 12月時点損益 1月末評価額 1月時点損益
SPYG 米国の成長株 100,962円 +27,647円 89,431円 +14,416円
SPYV 米国の割安株 82,167円 +16,577円 75,413円 +13,669円
FEZ ユーロ圏の大型株 64,360円 +1,558円 56,651円 ▲923円
EWJ 日本株 30,858円 +2,846円 28,925円 +278円
EWT 台湾の大型株・中型株 15,401円 +817円 14,463円 ▲121円
EPI インドの株 12,579円 +735円 12,577円 +733円
FXI 中国の大型株 12,310円 ▲2,981円 12,515円 ▲2,776円
VWO 新興国全体の株式 5,629円 ▲17円 5,547円 ▲99円
グロース全体 324,266円 +47,182円 295,522円 +25,177円

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  • インカム

略称 連動指標 12月末評価額 12月時点損益 1月末評価額 1月時点損益
SPAB 米ドル建ての投資適格債 54,395円 +2,000円 63,607円 +982円
SJNK 米ドル建ての残存期間0-5年のハイイールド社債 21,858円 +1,558円 24,680円 +1,285円
VMBS 米国政府機関が発行・保証した投資適格のモーゲージ・パススルー証券(住宅ローン担保証券) 24,259円 ▲12円 23,998円 ▲273円
BWX 米国を除く先進国の国債 9,713円 +20円 12,640円 ▲314円
インカム全体 110,225円 +3,566円 124,925円 +1,680円

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  • インフレ

略称 連動指標 12月末評価額 12月時点損益 1月末評価額 1月時点損益
XLRE 米国のリート・不動産株 11,835円 +4,211円 16,187円 +2,799円
GLDM 金(現物) 12,375円 +547円 14,343円 +436円
IXC エネルギー関連株式 6,349円 +1,808円 7,355円 +2,814円
VTIP 米国の1-5年の物価連動国債 5,904円 +534円 5,878円 +508円
インフレヘッジ全体 36,463円 +7,100円 43,763円 +6,557円

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  • 現金

12月末評価額 1月末評価額
現金 3,729円 4,611円

1月はグロース(株式)の落ち込みが目立ちますが、インカムとインフレも評価益が減少しています。
12月下旬から1月上旬まではオミクロン株の懸念後退など株価は堅調でしたが、12月FOMC議事要旨では利上げの早期化とテーパリングの早期終了だけでなく、バランスシート縮小の開始時期について議論されました。想定より早いタイミングでQT(量的引き締め)が開始する可能性があり、グロース株中心に売られています。
その後は米国株の好決算により株価を戻す一面もありましたが、ウクライナ情勢への警戒感からマーケットは依然としてリスクオフが続いています。
インカムは足元の金利上昇により下落、インフレについても、エネルギー関連は依然として上昇し続けている一方、景気後退への懸念等から不動産が下落しています。
全面安とはいっても、グロースの下落幅は特に大きく、インカムとインフレで一部緩和することができています。また、価格が下がった商品を買い増すことができる点も積立投資の良いところです。

終わりに

1月は米利上げの早期化やバランスシート縮小の議論により、グロース株中心に売られ、株価は軟調でした。また、地政学リスクが高まっていることからもマーケットはリスクオフが続いています。
2月に入ってからもウクライナ情勢は緊迫しており、株式市場はなかなか回復の兆しが見られません。
株価が減少する局面では、どこまで下落するかという不安から冷静な判断が難しくなってしまいます。そのような時に、ロボアドの自動売買や自動買付は精神的にも助けられます。
ロボアドは手数料が高い印象がありますが、ドコモユーザーかつdカードゴールドを保有している方であれば、THEO+docomoは業界最低水準の手数料になります。
今後もTHEOの積立で分散投資をしながら運用運用を続けていきたいと思います。