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THEO+docomoで積み立てた運用成績を公開(34ヵ月目)

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THEO+docomoの運用を始めてから34ヵ月が経過しました。THEO+docomoを選んだ理由や運用成績についてご紹介したいと思います。

THEO+docomoとは

THEO+docomoとは、ロボアドバイザー「THEO」を手掛けるお金のデザインと、NTTdocomoが提携して運営している資産運用サービスです。
docomo-inv.smt.docomo.ne.jp

資産運用のプロが監修したアルゴリズムと機能を取り入れている点が特徴です。
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THEOでは、ポートフォリオ診断に基づき、性質の異なる以下3つの機能ポートフォリオを組み合わせます。

また、ポートフォリオは最大30種類以上のETFから構成されますので、徹底的な分散投資が可能となります。

THEO+docomoの手数料体系について

THEO+docomoの手数料は運用資産額の0.715%~1.100%(税込・年率)です。以下のようにカラー基準額によって割引率が増加していきます。

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手数料体系THEO Color Palette

ブルー以上のカラー適用は以下4つの条件を満たす必要があり、満たさない場合はホワイトの適用となります。

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THEO Color Paletteの適用条件

出金せず、毎月積み立てるほか、dカードゴールドを保有し、おつり積立を設定する必要があります。なお、おつり積立はご本人名義のドコモ携帯回線とご本人名義のdカードをお持ちの方がご利用いただけます。
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dカードゴールドはドコモユーザーにとってお得なクレカです。以下の記事で紹介しています。
www.pochiandtaro214.com

THEO+docomoのdポイント還元について

THEO+docomoはdポイントと連携すると毎月ポイントがもらえます。ドコモ回線利用の方は運用資産1万円につき、毎月1.5ポイント(ドコモ回線を利用されないと毎月1ポイント)です。
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手数料の計算と同様に運用資産額に基づき計算されますので、実質、手数料が減額されていると考えることができますね。

2021年10月末運用成績

・積立開始月:2019年1月
・積立開始時の元本:1万円
・毎月の積立額:1万円(2019年1月~2021年6月)、1.5万円(2021年7月~)
・投資運用方針:値上がり益重視(グロース68%、インカム24%、インフレヘッジ8%)

10月末時点で積立開始から34ヶ月となりました。

項目 9月末成績 10月末成績 前月差異
投資元本 347,495円 362,441円 +14,946円
評価額 406,986円 438,052円 +31,066円
評価損益 59,491円 75,611円 +16,120円
トータルリターン 17.12% 20.85% +3.73%
為替レート $1=111.98円 $1=113.57円 +1.42%

現在のカラーはブルーで、手数料は0.990%(税込・年率)です。まだ1年近く先になりますが、次のステップは元本50万円以上のグリーンで、手数料は0.880%(税込・年率)です。
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実際に発生した手数料は342円(税込)です。前月末の評価額を基準に手数料が算出されます。
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10月に獲得したdポイントは60ポイントであり、累計912ポイントです。60ポイントの計算は、前月末の評価額40万円(1万円未満切捨)×1.5ポイント÷1万円です。
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手数料(運用報酬額)とdポイントをネットすると、282円(税込)になりますので、9月末の評価額406,986円に対する実質コストは0.816%(税込・年率)と考えることができます。
Wealthnaviで同額積み立てていた場合の手数料は1.100%になり、THEO+docomoの手数料は低水準に抑えられていると言うことができます。Wealthnaviは長期割という割引がありますが、それを考慮してもTHEO+docomoの方が手数料が安いです。Wealthnaviの記事は以下で紹介しています。
www.pochiandtaro214.com

10月末の資産構成(PF)は、以下の通りです。株式や債券以外にもリート、コモディティなど分散投資することでリスクヘッジができています。
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10月末の保有銘柄の詳細は、以下の通りです。

略称 連動指標 評価額 損益
SPYG 米国の成長株 70,997円 +22,082円
EWJ 日本株 62,236円 +10,306円
SPYV 米国の割安株 60,400円 +13,554円
FXI 中国の大型株 42,010円 ▲3,863円
EWT 台湾の大型株・中型株 21,710円 +511円
EPI インドの株 21,414円 +1,678円
FEZ ユーロ圏の大型株 16,323円 +830円
VWO 新興国全体の株式 5,826円 +722円
グロース全体 300,916円 +45,820円
SPAB 米ドル建ての投資適格債 50,783円 +1,793円
SJNK 米ドル建ての残存期間0-5年のハイイールド社債 21,735円 +1,435円
VMBS 米国政府機関が発行・保証した投資適格のモーゲージ・パススルー証券(住宅ローン担保証券) 18,092円 ▲153円
BWX 米国を除く先進国の国債 9,799円 +106円
インカム全体 100,409円 +3,181円
XLRE 米国のリート・不動産株 10,994円 +3,370円
GLDM 金(現物) 10,153円 +410円
IXC エネルギー関連株式 6,671円 +2,130円
VTIP 米国の1-5年の物価連動国債 5,912円 +542円
インフレヘッジ全体 33,730円 +6,452円
現金 2,997円 ±0円

コロナ禍からの回復に際してグロース、インカムの上昇が目立ちましたが、足元で米国を中心にインフレが進んでいることからインフレヘッジの損益が良くなっています。
自分で個別株やETFを選択すると、どうしても足元の状況や傾向に着目しがちですが、ロボアドではしっかり分散投資ができています。局面が変わった際に、改めて分散投資の重要性に気づかされ、全体PFを考える際の参考になります。

終わりに

以上がTHEO+docomoの紹介でした。ロボアドは手数料が高い印象がありますが、ドコモユーザーかつdカードゴールドを保有している方であれば、THEO+docomoは業界最低水準の手数料になります。
例年年末にかけて、米国中心に株価が上昇傾向にありますが、原油高や半導体/コンテナ不足に伴うSC混乱に起因したインフレも気がかりです。
今後もTHEOを積み立てていき、運用成績を見ていきたいと思います。