【資産運用】2021年11月の運用成績を公開
早いもので今年も残すところ1ヵ月を切りました。2021年11月末時点の運用成績です。
- 金融資産 19,626千円(前月比▲162千円)
- 評価損益 1,286千円(前月比▲212千円)
11月は後半に入るまで株価は堅調でしたが、オミクロン株の懸念から月末にかけて株価が下落しています。評価損益だけでなく、金融資産もマイナスになってしまいました。
はじめに
ぽちとたろうは、結婚後の出費が落ち着いた2019年1月頃から資産運用について真剣に考えるようになりました。
それまでは、会社のDC(確定拠出年金)くらいしか投資していませんでしたが、今では個別株も取り入れた全体ポートフォリオを意識しています。
2021年11月の積立状況
定期積立の状況は以下の通りです。
投資対象 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
つみたてNISA | 66,000円 | 年間約40万円、投資信託 |
ロボアド | 60,000円 | Wealthnavi/THEO |
企業型DC | 20,000円 | 会社の確定拠出年金 |
米国ETF | 37,000円 | SPYD/VYM/HDV |
投資信託 | 17,000円 | SBI V S&P |
合計 | 200,000円 |
(注)金額は多少丸めています。
米国ETFは為替により変動しますが、定期積立は毎月約37千円です。
投資信託はSBI証券×三井住友カードのキャンペーンに乗っかり、上限50,000円を積み立てています。
2021年12月10日までポイント還元が増額されます。来月の積立分までが対象です。
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11月は12月のIPOに備えてキャッシュポジションを厚くすべく、個別株への投資はほとんど行っていません。一部の日本株で利益確定しています。
2021年11月末の金融資産内訳
まずは、金融資産の内訳です。
11月末の金融資産は、19,626千円(前月比▲162千円)です。
今年の目標は金融資産2,000万円突破することです。12月はボーナスがあるのでこのままいけば達成できそうです。
資産運用を始めた2019年1月は850万円でしたので、そこから3年弱で約1,100万円増やすことができています。
無リスク資産
今月の無リスク資産は54.9%を占めており、金額は1,000万円強です。評価損益が悪化したことに加え、利益確定により預金の割合が増加しています。
無リスク資産の内容は、普通預金(会社の福利厚生で利率が良い)とIPOのために証券会社に置いている預金で、名目上は何かあったときのための自己防衛資金です。
月々のキャッシュアウトは40万円程なので、約2年分の資産を持ち合わせていることになります。
少し多いような気もしますが、無リスク資産は1,000万円を目途に、余剰資金をリスク資産に割り当てるように運用しています。
リスク資産
続いて、リスク資産の内訳です。
2019年1月から、余剰資金を投資に振り当てることで、徐々にリスク資産を増やすことができています。
米国株
最も高い比率は、米国株で28.2%です。ここでは投資信託も含んでいます。
投資信託を除いた米国株(含むETF)について、ポートフォリオは以下の通りです。金額は1,698千円(前月比+94千円)です。
オミクロン株の懸念からリスクオフモードに入り、全体的に軟調ですが、Appleは前月比+10.3%と強いです。11月18日にはアップルが2025年にEV発売を計画していると報道され、株価が最高値を記録しました。その後も上昇を続けています。
一方、AT&TとExxon Mobileは下落幅が大きいです。Exxon Mobileは12月に入り、オミクロン株の懸念後退から原油と共に戻していますが、AT&Tは下落が止まりません。スピンオフ後は減配になる可能性が高く、損切りが現実的になってきました。為替はほとんど変動ありませんでした。
株価 | 10月末 | 11月末 | 増減(%) |
---|---|---|---|
AAPL | 149.80 | 165.30 | +10.3% |
T | 25.26 | 22.83 | ▲9.6% |
XOM | 64.47 | 59.84 | ▲7.2% |
レート | 10月末 | 11月末 | 増減(%) |
USDJPY | 113.62 | 113.80 | +0.16% |
高配当株/連続増配株を中心に買い付けており、高配当ETF(SPYD、VYM、HDV)も毎月積み立てています。
証券会社は、SBI証券、マネックス証券、楽天証券を利用しています。今月は、個別株はほとんど買い付けていません。
ロボアド
続いて、ロボアドの26.6%で、内訳はWealthnaviとTHEOです。特に、ウェルスナビはリスク許容度を高く設定しているので、今月は評価益の目減りが大きくなりました。
手数料が約1%発生しますので賛否両論あると思いますが、長期割や自動リバランスなどもあり、手数料のデメリットよりメリットが上回っていると判断し、現在も積立を続けています。
Wealthnaviの運用成績についてはこちらにまとめています。
www.pochiandtaro214.com
THEOの運用成績についてはこちらにまとめています。
www.pochiandtaro214.com
日本株
日本株は投資信託を含み、15.7%です。
投資信託を除いたポートフォリオは以下の通りです。日本株は626千円(前月比▲265千円)です。
高配当株(含む、株主優待)かつバリュー株を中心に買い付けています。基本的に長期保有目的ですが、その他は含み益次第ではキャピタルゲインも狙っています。
今月は、丸井Gとウェルスナビを利益確定しています。ウェルスナビは12月に入ってからも株価を下げていますので、今のところ売却するタイミングが良かったと思っています。
証券会社は、単元未満株を取り扱っていて、かつポイントを利用して投資できるSBIネオモバイル証券とSMBC日興証券が中心です。SBIネオモバイル証券は月50万円までの取引であればサービス利用料220円です。なお、Tポイントが200ポイント付与されますので、実質コストは20円です。付与されたポイントで株を購入することができます。
ネオモバの魅力|ネオモバ - Tポイントでのポイント投資はSBIネオモバイル証券
企業型DC
企業型DCは、夫婦二人とも会社の確定拠出年金を積み立てています。2018年7月から月1万円の積立でスタートしています。
節税効果が大きいので、来年は月2万円に増やそうか検討しています。
企業型DCについては、以下の記事でまとめています。
www.pochiandtaro214.com
他
全世界株とバランス型はリスクヘッジとしてつみたてNISAで購入しています。
ソーシャルレンディングは金額は小さいですが、FundsやCREALで運用しています。
そこまで利率が良い訳ではありませんが、オルタナティブの枠として多少のリスクヘッジになればと思っています。
2021年11月の運用成績
運用成績は2020年12月末からの推移となります。
リスク資産は8,857千円(前月比▲192千円)です。評価益は1,286千円(+17%)でした。
一部資産の売却と評価益減少により、資産残高が減少しています。評価益も先月は20%まで上昇していましたが、今月は17%まで低下してしまいました。
2021年11月の配当金
11月はAT&T、Apple、Abbvie、ビックカメラから配当があり、税引き後の配当は4.9千円でした。年間配当金は18.9千円です。
ビックカメラからは株主優待として商品券1千円分も届いています。見落としがちですが、ラクウルの買取金額1,000円増額チケットも同封されています。
ラクウルとはビックカメラグループであるソフマップの買取サービスです。前回利用してみましたが、アプリで申し込むと自宅で集荷し、買取してもらえます。梱包も不要なので手間がかかりません。査定結果を見て買取をお願いすると、買取金額にクーポンの1,000円が上乗せされます。期限は来年5月末までなので、今回も忘れずに利用しようと思います。
まだまだ配当は少ないですが、定期的な不労所得を生み出すために、高配当株を買い付け、積み上げていきたいと思います。
終わりに
11月はオミクロン株の懸念からリスクオフモードに入り、株価下落で資産が減少してしまいました。しかし、12月に入ってからオミクロン株は重症化リスクが低い可能性、ファイザーは3回接種することでオミクロン株に有効であることが報じられ、徐々に株価も戻ってきています。
ロサンゼルス港の船も減少してきているようですが、依然として半導体不足によるSC混乱や原油高など不安要素もあります。12月の株価が上昇することを期待しつつ、毎月の積立投資を継続していきたいと思います。
日本株では、12月IPOは例年に比べ、多くなっています。資金の制約はあるものの、当選目指して地道に申し込んでいきたいです(今のところ全滅です)。また、12月は株主優待が実施される銘柄が多いので、優待狙いのクロス取引も行い、様々な投資に挑戦していきたいと思います。