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THEO+docomoで積み立てた運用成績を公開【35ヶ月目】

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THEO+docomoの運用を始めてから35ヶ月が経過しました。今月も運用成績をアップデートします。
11月の累計トータルリターンは+68,064円(+18.02%)でした。
10月末時点では75,611円(+20.85%)でしたので、前月比▲7,547円(▲2.83%)という結果でした。

THEO+docomoとは

THEO+docomoとは、ロボアドバイザー「THEO」を手掛けるお金のデザインと、NTTdocomoが提携して運営している資産運用サービスです。
docomo-inv.smt.docomo.ne.jp

THEOの概要は、以下記事で紹介しています。
www.pochiandtaro214.com

2021年11月末運用成績

・積立開始月:2019年1月
・積立開始時の元本:1万円
・毎月の積立額:1万円(2019年1月~2021年6月)、1.5万円(2021年7月~)
・投資運用方針:値上がり益重視(グロース68%、インカム24%、インフレヘッジ8%)

11月末時点で積立開始から35ヶ月となりました。11月末のトータルリターンは+68,064円(+18.02%)でした。
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先月末との比較はこちらです。為替はほとんど変わらず、評価損益は前月比▲7,547円(▲2.83%)でした。

項目 10月末成績 11月末成績 前月比
投資元本 362,441円 377,441円 +15,000円
評価額 438,052円 445,505円 +7,453円
評価損益 75,611円 68,064円 ▲7,547円
トータルリターン +20.85% +18.02% ▲2.83%
為替レート $1=113.57円 $1=113.53円 ▲0.04%

現在のカラーは先月と変わらずブルーで、手数料は0.990%(税込・年率)です。
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実際に発生した手数料は356円(税込)です。前月末(10月末)の評価額を基準に手数料が算出されます。
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11月までに獲得したdポイントは累計977ポイントです。10月末時点で912ポイントでしたので、11月単月は65ポイントです。
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65ポイントの計算は、前月末(10月末)の評価額43万円(1万円未満切捨)×1.5ポイント÷1万円です。

上記手数料(運用報酬額)とdポイントをネットすると、292円(税込)になります。これを実質コストと考えると、10月末の評価額438,052円に対して0.811%(税込・年率)ということになります。
Wealthnaviで同額積み立てていた場合の手数料は1.100%になり、THEO+docomoの手数料は低水準に抑えられていると言うことができます。Wealthnaviは長期割という割引がありますが、それを考慮してもTHEO+docomoの方が手数料が安いです。
Wealthnaviも同じ期間運用しており、以下の記事で運用成績をまとめています。
www.pochiandtaro214.com

11月末の保有銘柄の詳細は、以下の通りです。投資運用方針(グロース68%、インカム24%、インフレヘッジ8%)に従い、株式や債券以外にもリート、コモディティなど分散投資することでリスクヘッジができています。

略称 連動指標 10月末評価額 10月時点損益 11月末評価額 11月時点損益
SPYG 米国の成長株 70,997円 +22,082円 89,828円 +24,546円
SPYV 米国の割安株 60,400円 +13,554円 73,386円 +12,354円
EWJ 日本株 62,236円 +10,306円 45,741円 +5,325円
FXI 中国の大型株 42,010円 ▲3,863円 39,236円 ▲6,637円
FEZ ユーロ圏の大型株 16,323円 +830円 25,618円 ▲1,039円
EPI インドの株 21,414円 +1,678円 12,183円 +339円
EWT 台湾の大型株・中型株 21,710円 +511円 7,350円 +283円
EWG ドイツの大型・中型株 - - 7,273円 ▲596円
VWO 新興国全体の株式 5,826円 +722円 - -
グロース全体 300,916円 +45,820円 300,615円 +34,575円
SPAB 米ドル建ての投資適格債 50,783円 +1,793円 54,058円 +1,663円
VMBS 米国政府機関が発行・保証した投資適格のモーゲージ・パススルー証券(住宅ローン担保証券) 18,092円 ▲153円 24,059円 ▲253円
SJNK 米ドル建ての残存期間0-5年のハイイールド社債 21,735円 +1,435円 21,489円 +1,189円
BWX 米国を除く先進国の国債 9,799円 +106円 9,615円 ▲78円
インカム全体 100,409円 +3,181円 109,221円 +2,521円
GLDM 金(現物) 10,153円 +410円 12,077円 +281円
XLRE 米国のリート・不動産株 10,994円 +3,370円 10,990円 +3,366円
IXC エネルギー関連株式 6,671円 +2,130円 6,299円 +1,758円
VTIP 米国の1-5年の物価連動国債 5,912円 +542円 5,940円 +570円
インフレヘッジ全体 33,730円 +6,452円 35,306円 +5,975円
現金 2,997円 ±0円 363円 ±0円

購入と売却(リバランス)が混ざっているので、単純に金額だけでは比較できませんが、10月末と11月末を併記しています。
評価額を前月比で見ると、グロース(株式)の減少が目立ちます。11月下旬に南アフリカでオミクロン株が報告されて以降、各国でオミクロン株の感染が相次いでいます。市場はリスクオフモードに入り、株価下落となりました。投資運用方針は株式の配分が大きく、資産全体が大きく減少していますが、分散投資により少なからずリスクヘッジできているのも分かります。
自分で個別株やETFを選択すると、どうしても足元の状況や傾向に着目しがちですが、THEOではしっかり分散投資ができています。こういった局面が変わったとき、改めて分散投資の重要性に気づかされ、全体PFを考える際の参考になります。

終わりに

10月末は過去最高のトータルリターンでしたが、11月はオミクロン株感染拡大への懸念から市場はリスクオフモードに入り、株価下落に伴い評価額が減少してしまいました。
しかし、資産が減っていく中で、定期積立と分散投資というロボアドの強みを実感することができています。
ロボアドは手数料が高い印象がありますが、ドコモユーザーかつdカードゴールドを保有している方であれば、THEO+docomoは業界最低水準の手数料になります。
例年12月は株価が上昇傾向にありますが、オミクロン株はまだ不透明な部分が多く、原油高や半導体/コンテナ不足を起因としたインフレなど不安要素もあります。
今後もTHEOの積立で分散投資をしながら運用運用を続けていきたいと思います。