【USCPA】ソニー銀行のデビットカードで受験料を節約
USCPAは予備校に払う金額もさることながら、受験料もかさみます。ぽちは受験料だけで総額$3,292.70(約36万円)かかりました。
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米ドルでの支払いとなるため、為替影響・海外手数料が発生します。
全科目一発合格できれば良いのですが、そんなに甘い試験でもないので…少しでも費用を抑えるために役立ったのがソニー銀行のSony Bank WALLETでした。
Sony Bank WALLETとは
お店やインターネットショッピングで買い物できるVisaデビット機能(利用代金はカード利用と同時に引き落とし)がついたキャッシュカードです。
国内で使用する場合、利用額の0.5~2.0%がキャッシュバックされます。上限金額は20万円/月です。
提携ATMなら原則24時間預け入れが無料で、引き出しは合計月4回まで無料です。月5回目以降は1回あたり110円かかります。
提携ATMはセブン銀行、イオン銀行、イーネット、ローソン銀行、ゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行の7社です。
優遇プログラム「Club S」
月末残高や取引状況に応じて、シルバー・ゴールド・プラチナの3つのステージが決定します。各ステージの獲得条件を満たすと、翌々月の1か月間、下記優遇特典が利用可能です。
えっ、優遇期間は1か月だけなの…?と思ってしまうのですが、安心してください。
急な出費などによる一時的な残高減少でステージダウンする場合には、ステージサポートという仕組みが発動し、最大6か月間、前月のステージが維持されます。
3月と9月はステージサポート対象外月となっており、翌々月の5月あるいは11月からステージが下がることがあります。
ステージ獲得条件詳細は下記リンクをご確認ください。
moneykit.net
為替コストが低い
メガバンクのインターネットバンキングと主要ネット銀行を比較すると、為替コストはネット銀行の方が低く設定されています。
(2021年10月1日時点) | 米ドル手数料(片道) |
---|---|
みずほダイレクト | 1円 |
三菱UFJダイレクト | 25銭 |
SMBCダイレクト | 50銭 |
りそなダイレクト | 50銭 |
GMOあおぞらネット銀行 | 2銭 |
住信SBIネット銀行 | 4銭 |
ソニー銀行 | 15銭 |
ソニー銀行は、前述のClub Sでプラチナステージに到達すると片道4銭の優遇特典がつき、住信SBIネット銀行と同等になります。ただし、そのためには月末外貨預金残高・月末投資信託残高・20日時点のWealthnavi for ソニー銀行の資産評価額の合計が1,000万円以上必要となるので、ハードルは高いです。
Club Sステージ | 米ドル手数料(片道) |
---|---|
ステージなし | 15銭 |
シルバー | 10銭 |
ゴールド | 7銭 |
プラチナ | 4銭 |
外貨口座に残高があれば海外手数料無料
ソニー銀行で特筆すべきは、外貨口座に残高があれば海外事務手数料が無料となる点です。
外貨決済をする場合、手数料は以下の計算式で算出されます。
海外手数料=支払う外貨額×カードの国際ブランドが定める基準為替レート×海外事務手数料率
ネット銀行の特徴である有利な為替レートに加え、一般的に1.6%〜2.5%かかる海外事務手数料が無料というのは、じわじわと効果を発揮します。
ぽちの場合、冒頭の約36万円を支払っているので、2.5%の手数料が発生していたとすると9,000円も多く払うことになります。
ソニー銀行と同様に外貨預金を利用して海外ショッピングが出来る銀行は、住信SBIネット銀行があります。
但し、住信SBIネット銀行の海外手数料は2.5%です。
(ミライノデビットの場合は、手数料がキャッシュバックされます)
ご利用方法 - 海外でのご利用 | デビットカード | NEOBANK 住信SBIネット銀行
外貨口座は開設済みでも残高が足りない場合には、「円からアシスト」という仕組みにより円普通預金口座から不足分が充当され、その際に為替コストが発生します。
※外貨口座未開設の場合は、1.79%の海外事務手数料がかかります。
実例
実際に取引をした例がこちらです。
- 3/10に500.00$を購入(コロナ影響で1$=102.10円!)
- 6/2に519.98$をデビットカードで決済
- 不足分の19.98$は円からアシスト適用
円の明細からも分かるように、外貨購入時も円からアシスト適用時も為替コスト以外に手数料は発生していません。