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Wealthnavi(ウェルスナビ)で月3万円積み立てた運用成績を公開【34ヶ月目】

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早いもので、今年も残り2ヵ月となりました。

34ヶ月目のウェルスナビ運用実績を見ていきたいと思います。
ウェルスナビの概要や、ウェルスナビを選んだ理由は下記の記事でご紹介しています。
www.pochiandtaro214.com

Wealthnavi(ウェルスナビ)とは

ロボットがインターネット上で投資診断・投資アドバイス・資産運用を行ってくれるサービスをロボアドバイザー(ロボアド)といいます。ロボアドにはタイプがあり、投資アドバイスを提供してくれるものを「アドバイス型」、投資商品の発注や運用まですべて任せられるものを「投資一任型」と呼びます。
現在日本でも複数のロボアドが存在しますが、その中でも預かり資産&運用者数No.1を誇るのが投資一任型のウェルスナビです。

2021年10月末運用成績

・積立開始月:2019年1月
・積立開始時の元本:10万円
・毎月の積立額:3万円
・リスク許容度:5(最大)

長期割が0.02%から0.03%に上がりました。
Wealthnaviに支払う手数料は、投資継続期間とその金額(長期割判定額)に応じて6ヵ月毎に割引が拡大していきます。9月末が18ヵ月目でしたので、10月より割引率が0.01%アップしました。
ちなみに長期割判定額が200万円以上ある場合には、手数料の割引幅が0.02%になります。

10月末時点で積立開始から34ヶ月目となりました。
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項目 9月末成績 10月末成績 前月差異
投資元本 106万円 109万円 +3万円
評価額 134万円 146万円 +12万円
評価損益 28万円 37万円 +9万円
利回り 27% 34% +7%
参考為替レート $1=111.51円 $1=114.05円 +2.3%

9月は米国株の下落と、中国不動産株のデフォルト懸念によるリスクオフが主な要因となって下げましたが、10月はドル高・円安の影響を受けて巻き返しました。
但し、8月末ほどの水準には至りませんでした。

8月末 10月末
利回り +31% +34%
参考為替レート $1=110.05 $1=114.05
為替差 - +4%

ドル高・円安傾向は、日米の金利差によるものと見られています。
北米時間10月29日には、米ゴールドマン・サックス・グループのエコノミストが「インフレ長期化に伴いFRBは2022年7月に利上げを余儀なくされる」という予想を明らかにしています。

資産内訳は以下の通りです。
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項目 9月末成績 10月購入 評価損益 分配金/手数料 10月末成績
米国株(VTI) 467,529円 8,524円 +43,397円 - 519,450円
日欧株(VEA) 444,701円 13,470円 +25,580円 - 483,751円
新興国株(VWO) 214,292円 7,091円 +8,017円 - 229,400円
米国債券(AGG) 69,759円 - +1,470円 - 71,229円
金(GLD) 74,273円 878円 +2,851円 - 78,002円
不動産(IYR) 64,931円 2,614円 +6,528円 - 74,073円
現金 7,850円 △2,503円 - 1,303円/△1,277円 5,373円

米国株(VTI)

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10月のUSD建て評価額の推移をグラフにしました。

①米連邦政府が発行できる国債が債務上限に近づいており、デフォルト懸念が高まっていたことと、原油高によるインフレ懸念から米10年国債利回りが上昇していました。

②10月7日に債務上限を短期的に引上げる法案が可決しました。デフォルトの可能性は先延ばしされ、債務上限引き上げの期限は12月3日になりました。

③9月生産者物価指数(PPI)が予想を下回り、米10年国債利回りが低下しました。また、JPモルガンバンクオブアメリカウェルズファーゴシティグループの大手4銀行及び投資銀行大手のモルガンスタンレー7-9月期決算が好調でした。

④7-9月期決算発表が続きます。ジョンソンエンドジョンソン、ネットフリックス、テスラ等が予想を上回る好決算となりました。
一方、引き続き収束の見えない米国の人手不足やサプライチェーンの混乱によるコスト高の影響を受け、P&Gのように予想を下回る結果も見られました。インテルに至っては、製造技術への投資拡大を行うため数年は収益が悪化すると示したことにより、時間外取引で一時約9%の下落が見られました。

⑤10月最終週にはアップルやアマゾンドットコムの7-9月期決算が発表されました。
アップルは7-9月期の売上高が予想を下回ったことと、これから年末商戦を迎えるものの供給面に制約が継続されることに対する懸念から、株価は下落しました。
アマゾンはアップルよりも下落幅が膨らみました。EC事業の減速により売上高は予想を下回り、人件費・輸送費の高騰から純利益は前年同期比50%減となりました。
同社は、「消費者の購入活動はパンデミック前のパターンに戻り始め、旅行やサービス等の支出が増えている」と見ています。

終わりに

毎年11月~1月は、米国株が強いシーズンと言われていますので、今月のWealthnavi運用成績にも期待したいと思います。