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Wealthnavi(ウェルスナビ)で月3万円積み立てた運用成績を公開【36ヶ月目】

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一年ぶりに切り餅を買い、元旦から磯辺焼き・お雑煮・おしること、お餅生活が充実しています。
朝ゆっくり起きて、ひと手間かかる朝ごはんを作れる時間の余裕があるっていいなぁと感じたお正月でした。

それでは36ヶ月目のウェルスナビ運用実績を見ていきたいと思います。
ウェルスナビの概要や、ウェルスナビを選んだ理由は下記の記事でご紹介しています。
www.pochiandtaro214.com

Wealthnavi(ウェルスナビ)とは

ロボットがインターネット上で投資診断・投資アドバイス・資産運用を行ってくれるサービスをロボアドバイザー(ロボアド)といいます。ロボアドにはタイプがあり、投資アドバイスを提供してくれるものを「アドバイス型」、投資商品の発注や運用まですべて任せられるものを「投資一任型」と呼びます。
現在日本でも複数のロボアドが存在しますが、その中でも預かり資産&運用者数No.1を誇るのが投資一任型のウェルスナビです。

2021年12月末運用成績

・積立開始月:2019年1月
・積立開始時の元本:10万円
・毎月の積立額:3万円
・リスク許容度:5(最大)

長期割は0.03%です。
Wealthnaviに支払う手数料は、投資継続期間とその金額(長期割判定額)に応じて6ヵ月毎に割引が拡大していきます。9月末が18ヵ月目でしたので、10月より割引率が0.01%アップしました。
ちなみに長期割判定額が200万円以上ある場合には、手数料の割引幅が0.02%になります。

12月末時点で積立開始から36ヶ月目となりました。
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項目 9月末成績 10月末成績 11月末成績 12月末成績 前月差異
投資元本 106万円 109万円 112万円 115万円 +3万円
評価額 134万円 146万円 144万円 154万円 +10万円
評価損益 28万円 37万円 32万円 39万円 +7万円
利回り 27% 34% 29% 34% +5%
参考為替レート $1=111.51円 $1=114.05円 $1=113.52円 $1=115.14円 +1.4%

9月は米国株の下落と、中国不動産株のデフォルト懸念によるリスクオフが主な要因となって下げましたが、10月はドル高・円安の影響を受けて巻き返しました。このまま上昇を期待していましたが、11/26に新型コロナウイルスの変異体「オミクロン」が報道され、一気に目減りしてしまいました。
但し12月に入ってからは、オミクロン株の重症化リスクの低さや現行ワクチンの3回目接種が効果ありという見方が広がり、リスクオンに転じました。結果的には、10月末時点まで回復しました。

資産内訳は以下の通りです。
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項目 11月末成績 12月購入 評価損益 分配金/手数料 12月末成績
米国株(VTI) 509,485円 5,346円 +25,199円 - 540,030円
日欧株(VEA) 470,728円 18,487円 +20,598円 - 509,813円
新興国株(VWO) 231,938円 10,453円 +4,729円 - 247,120円
米国債券(AGG) 73,988円 158円 +605円 - 74,751円
金(GLD) 79,789円 1,331円 +3,876円 - 84,996円
不動産(IYR) 71,950円 791円 +7,184円 - 79,925円
現金 4,208円 △5,220円 - 7,837円/△1,346円 5,479円

12/3の購入に加えて、分配金7,837円を原資にVEA・VWO・AGGを12/29に購入しています。

11月末時点の各保有銘柄株価を100%として、一か月間の推移を下記グラフに表しました。
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株価は、IYR→VTI→GLD→VEA→VWOの順で伸びが見られました。AGGは99.4%と前月割れしました。

米国株(VTI)

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①12/3は雇用統計の発表があり、非農業部門雇用者数が市場予想55万人増を大きく下回る21万人増でした。
その後、新型コロナウイルスの変異型であるオミクロン株の感染拡大はありつつも重症化率はデルタ株よりも低いという見解が広まり、市場の懸念は後退しました。

②12/8には、製薬会社ファイザーが「既存ワクチンの3回目接種でオミクロン株に効果あり」という発表をし、一層リスクオンの流れとなりました。

③12/20までは下げが続きました。この間、11月生産者物価指数(PPI)の市場予想超えやFOMCでテーパリング終了時期の前倒し発表がありました。
尚、12/17はクアドラプルウィッチングだったことも売りへ繋がったとする見方も多いようです。
12/20には、Build Back Better法案と呼ばれる1.75兆ドルの歳出法案の年内成立が見送られました。
同案は、11月に可決されたインフラ投資法案に盛り込めなかった社会保障と気候変動対策を含むものです。
法案の不成立は米国の経済成長に負の影響を与えるとし、ゴールドマンサックスは2022年の米GDP予測を下方修正しました。

その後は、オミクロン株の警戒緩和やファイザー製の経口治療薬に関する報道を受けてリスクオンとなりました。
加えて12月最終週には、米国の年末商戦小売売上高が前年比8.5%増であったという発表がなされました。

不動産(IYR)と金(GLD)

株価の伸びが最も大きかったのは不動産で、VTIに次いで3番目に伸びたのが金でした。どちらも、インフレへの備えが主な理由と見られています。
金については、株式等との分散投資効果があります。金と米ドルは逆相関性があるとされていますが、現状はドル高でも金価格が下がりづらくなっています。

終わりに

オミクロン株の懸念は後退し、2021年は良い結果で終えることができました。
Wealthnaviは長期保有目的なので毎月一喜一憂するものではありませんが、毎月の値動きに関する政治経済動向を記事にまとめることで、ぽち自身の頭の整理と勉強になっています。
ぽちの知識不足でどうしてもVTIに関する話ばかりになってしまうので、2022年は視野を広げバランス良く書くことが課題です。加えて、短時間で書き上げられるようになりたいです。笑