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【USCPA】単位取得状況と出願州の決定について

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ぽちの単位取得状況

先が思いやられる取得状況ですね。なけなしの4単位は国際経済論です。どうせなら会計・ビジネス科目共にオールゼロの方がブログ的に良かったでしょうか笑
ぽちは実務経験が無いので、出願州はグアム一択。あっさり決定しました。

Category 略称 単位数
Accounting ACC 0
Auditing AUD 0
Financial Accounting FAC 0
Management/Cost Accounting MAC 0
Taxation TAX 0
Total Accounting 0
Economics ECN 4
Finance FIN 0
Business Law BSL 0
Business BUS 0
Total Business 4
Other 130
Total Credits 134


たろうの単位取得状況

たろうの単位取得状況はこんな感じでした。
大学は経営学部なので、会計科目の単位が多めとなっています。
以下はグアム出願に決めて、NIESに学歴審査を提出したときの単位取得状況です。

Category 略称 単位数
Accounting ACC 20
Auditing AUD 0
Financial Accounting FAC 16
Management/Cost Accounting MAC 8
Taxation TAX 2
Total Accounting 46
Economics ECN 10
Finance FIN 0
Business Law BSL 0
Business BUS 18
Total Business 28
Other 60
Total Credits 134


各州で出願する場合の単位要件を満たす必要がありますが、足りない単位は各予備校が提携しているアメリカの大学で単位を取得していくことになります。
TACでは、アラスカ州、グアム、ワシントン州を勧められましたので、具体的な単位要件と不足単位を見ていきます。

出願州の候補

アラスカ州

Category 必要単位数
Total Accounting 15
Total Business -
Total Credits -


会計単位が15単位必要ですが、たろうは46単位取得していますので満たしています。
アラスカ州のライセンス要件として、直属の上司であるUSCPAホルダーから実務経験の認証が必要でありハードルが高いです。
ライセンスを取得するためには、ワシントン州トランスファーすることを勧められることが多いようです。
全科目合格して、ライセンス取得時までに単位取得すれば良いので、すぐに出願できるというメリットがあります。

グアム

Category 必要単位数
Total Accounting 24
Total Business 24
Total Credits -


グアムのAccountingはUpper Divisionが24単位必要です。加えて、科目が指定されています。
具体的には、ACC3単位、MAC3単位、TAX3単位、AUD3単位です。
また、Businessも24単位必要であり、ECN6単位、BSL3単位、FIN3単位を含まなければなりません。。
たろうはTAX3単位、AUD3単位、BSL3単位、FIN3単位の計12単位が必要でした。
グアムのライセンスは、ActiveとInactiveの2種類あります。
Activeは実務経験が必要になり、社外であってもいいですが、USCPAホルダーの認証が必要です。
一方、Inactiveは監査業務を行うことはできませんが、実務経験の要件がありません。
メリットと呼んでいいのかわかりませんが、ライセンス取得後の継続教育が不要です。

※2021年12月からグアムでライセンスを申請する際の単位数が150単位に変更になります。
たろうは、2021年12月までにライセンス申請をしなければなりません。
(ぽちの場合は大学卒業時の134単位からアビタスで48単位追加取得しているので問題なし)

ワシントン州

Category 必要単位数
Total Accounting 24
Total Business 24
Total Credits 150


グアムのAccountingはUpper Divisionが15単位必要です。
たろうは総単位が134単位でしたので、ワシントン州に出願するためには何かしらの単位が16単位が必要です。
アラスカ州からトランスファーする場合も、ライセンス取得時までに16単位取得しなければなりません。
ワシントン州もグアムのActiveと同じくライセンス要件に実務経験が含まれており、社外であってもいいですが、USCPAホルダーの認証が必要です。

グアムに決めた理由

早期受験、全科目合格だけを優先すると、アラスカ州に出願することが良さそうですが、合格後にライセンスを取得したい場合は上司がUSCPAホルダーでない限り、ワシントン州へのトランスファーが必要になります。
ライセンス取得まで考慮した場合の必要単位数は、ワシントン州16単位、グアム12単位となります。
TACでは、単位取得の費用が受験料に含まれていませんので単位数が増えると費用も増えます。
(3単位ずつしか単位が取れず、3単位18,000円なので、ワシントン州とグアムの差は36,000円になります。)
加えて、グアムには実務経験が不要であるIn-activeがあります。
将来、アメリカで監査を行う可能性は限りなくゼロであり、たろうにとってはInactiveで十分だと考えました。
万が一、Activeにしなければならない事態があっても、ActiveとInactiveはライセンス取得後に切り替えることもできるようです。
さらに、グアムでは見込み受験制度というものが存在し、初めて受験した日から18ヶ月以内に出願要件を満たしたことを証明すれば、合格が認められます。
この制度を利用することで早期受験が可能になります。
たろうは、ライセンス取得まで見越した「トータルコスト」と「早期受験」という観点を重視して、グアムに出願することを決めました。

まとめ

あくまで一例ですが、受験しやすい出願州は単位の取得状況によってある程度限定されてきます。
予備校によっては単位試験の取得が大変なところもあります。
(TACは単位試験1科目ごとにお金がかかり、受験もテストセンターでなので、割と大変でした。)
これからUSCPAを目指す方、検討される方のお役に立てれば幸いです。