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【USCPA】予備校の選び方について

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はじめに

私たち夫婦は2人でUSCPAを目指すことを決意し、まずは予備校選びから始めました。

予備校は有名どころでも数社ありますが、まずはネットや口コミを参考に、最大手のアビタスから説明会に参加してみることにしました。

最終的にぽちは「アビタス」、たろうは「TAC」を選択しましたが、予備校を決めるにあたって重視したことや決め手となったことについて書きたいと思います。

アビタスの説明会に参加

たろうはまず、アビタスの説明会に参加しました。国際試験に力を入れていることが強みであり、会計学に不安がある方や会計初学者には最も良いのではと感じました。

たろうが過去にTACで日本の会計士講座を受講していたことを伝えて相談したところ、テキストや授業の慣れもあるので、TACの説明会を聞いてみた方が良いとアドバイスをいただきました。受講生を第一に考えているところは好印象でした。

一方のぽちは、前記事で書いた通り「公認会計士って何??」という状態でしたので、たろうにアビタスをオススメしてもらい別日に参加しました。説明会に参加していた人数はぽち含めて8人くらいだったと記憶しています。年齢は20代後半〜30代後半の方々でした。CPAとはなんぞやから始まり、受験する州の違いや受講スタイル(通学or通信)、必要勉強時間についての説明がありました。説明会終了後にはアンケートを記入するのですが、その際にアビタス社内転職エージェントの方が話かけて下さいました。会計も経済も分からない丸腰の私でも大丈夫でしょうか、という本音や、合格した後のキャリア選択等を相談しました。

ちなみにアビタスは「夫婦割」があるそうです笑(※2019年8月時点)

TACの説明会に参加

たろうは次にTACの説明会に参加しました。TACは「一発合格」にこだわっている印象がありました。90点代で合格している方も多いようで、アビタスと比較して勉強量が多くなりそうだと感じました。また、アメリカ本場で最大手であるBeckerの問題を使用できるという点も魅力的でした。

ぽちの決め手

 ぽちの重視した点は、①会計初学者にも優しい勉強量②勉強可能期間にタイムリミットを設定していたので効率性 の2点でした。

TACは圧巻のテキスト&問題集ボリュームなのに対し、アビタスはその半分ちょいほどです。従って内容もTACと比較すると薄く、75点を目指して早く合格しよう!話はそれからだ!という感じが伝わってきます。

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テキスト量の比較(左:アビタス 右:TAC)

 また、アビタスは単位試験が簡単なので、ぽちのように受験勉強と同時並行で何単位も取得しなければならない人には最適だと思います。ネットで多くの方が言われている通り、MC問題をきちんとこなしていれば十分対応可能な内容でした。オンライン受験が出来るのもTACには無い良い点です。ぽちは結局アビタスで48単位取りました。グアム見込み受験だったので、初めてFARを受験した日からその合否に関わらず18ヶ月以内の単位取得完了が求められます。(申請にかかる時間も考慮すると16ヶ月以内が安心)加えて、各学期内で受験可能な単位試験の上限が8科目と設定されているため、ある程度進捗管理しながら進めていく必要がありました。最後の方は切羽詰まっていたので、朝7時と夜23時の2回受ける日もありました。オンライン受験じゃなかったら無理でしたね。すっぴんパジャマのまま試験に臨めるのはありがたいのです。

大枚をはたくことになるので絶対に途中撤退はしたくないけれど、自分でセットした期限までに合格できなかった場合には即撤退を己に課していたので、省エネで試験日に臨めそうなアビタスに決めました。結果、ぽちにはアビタスがぴったり合っていたと思います。

たろうの決め手

たろうが重視した点は、①テキスト&問題集が充実していることと②トータルコストです。

まずは、試験に受かることが最も重要であるため、テキスト&問題集の量と質についてなるべく良いものを使いたいと思っていました。もちろん授業の質も重要ですが、最後は試験に出るような問題にいかに触れるかが重要だと思います。

USCPAの試験は、日本で受験すると1教科あたり6~7万円くらいになり、かなり高額です。専門学校の授業料だけでなく、受験料を含めたトータルコストを意識しました。そこで、「一発合格にこだわる」という思いで学校選びを進めました。

たろうは必要な単位数が少な目ということもあり、TACに決めました。

まとめ

以上が、ぽちとたろうの予備校選びについてでした。

今までの会計の学習量や受験で何を重視するかによって予備校選びも変わってきます。

大事なのは「最後までやりきれるか」、「試験に合格できるか」になりますので、「ここなら続けられる」と思えるところに決めることが大切です。

予備校の受講料やその他諸々の費用については、また別の記事で触れようと思います。